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立春

昨日は旧暦でいう大晦日、節分でしたね。

季節を分けると書くように、本当は立春、立夏、立秋、立冬、それぞれの前日をさすので、一年に4回あるわけですけど、春はやっぱり特別です。

とはいえ、欲張りな私は、一年に四回もあるのに、もっと四季折々の節分を楽したらいいのになと思ってしまいますが、今年も南南東を向いて、無言で恵方巻きを食べました。
ちなみに、無言で食べなきゃいけないってのは、大阪で生まれ育った私にはデフォルトだったのですが、そもそも恵方巻文化がない土地ではそんなルールまでは適用されていなかったことに、少々驚いた夜でもありましたが。。。

さて、立春の今日。
立春こそほんとの一年のはじまりだとして、ここ十年ほど
、どんなに小さなことでもなにかを始めるようにしています。そして、今年決めたのは、このnoteやメディアを通じて日本の美しい四季の移ろいを書き残していこうと、マイペースかもしれないけれど、綴っていこうと思いました。

写真は奈良の大神神社でいただいてきた福寿草。
育てているのは大阪の母ですが、今日花がこんなに開いたよとか、そんな連絡が来るのが嬉しいこの頃。

下萌え。
まだまだ寒い日々が続きますが、枯れ果てた山々の木々も、徐々に萌え始める季節。

小さな発見に歓ぶ心を忘れずに、丁寧な暮らしを心がけたいなと、大和言葉『下萌え』を静かに唱えながら感じる令和三年の立春です。

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