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【第1回】企業課題と個人アイデアのマッチングイベントを開催

1.淀屋橋 スクリブル OSAKA ラボ(SOL)にて開催

「今まで考えたことがないアイデアです。マラソンと、弊社の製品であるすだちポン酢がどう結び付くかという点が非常に難しいですが、健康的な政策を応援している企業であるというイメージをもっとつくることが大切だという示唆を得ました」

9/2(日)、淀屋橋 SOLにて開催したアイデアソン、「新しいカタチのオープンイノベーション!ミンナのカチをチカラに! ~アイデアソンで中小企業の経営課題を解決せよ~」

を開催しました。イベントの最後、協賛企業から、提案されたアイデアに対し、このようなコメントをいただきました。

同アイデアソンは、経営課題をもつ中小企業と、成長したいという志を持つ社外人材をマッチングさせることで、新しいアイデアを生み出すオープンイノベーションを実現することを目的に実施しています。初回である今回は、すだちの加工品と和三盆を主製品とする大阪のある食品製造会社に協賛いただき、その新規事業のビジネスモデル立案をテーマとして開催しました。

当日は、合計で27人が参加、その場で4チームを組成し、

午前 テーマ概要の発表とアイスブレーク
    経営陣からの自社課題のレクチャー
    チームでアイデア出し
午後 レクチャー:ビジネスモデル・キャンパスの書き方
プレゼン・経営陣からの講評

というかたちで進みました。

2.アイデアが生まれるノウハウ

本イベントでは、短時間で新しいアイデアが出るように、様々な仕掛けを用意しました。

午前には、チームビルディングのためのアクティビティを実施しました。当日、様々な会社に勤める人たちでチームを組成するため、チームとして機能する上で重要な要素の一つが、何を発言しても大丈夫だという一体感です。参加者皆で会場に用意された飲み物をブレンドしその味を比べあうアイスブレークや、自分が考えたアイデアを近くにいる人と1対1で紹介する「ペア・ブレスト」を行い、参加者の一体感をつくりだしていきました。

午後には、アイデアを拡散し深めるための方法論を説明し、チームでディスカションをしました。ベンチャー事業を立ち上げる際に標準的に用いられるフレームワークである、「バリュー・プロポジションキャンパス」の使い方をレクチャーしました。あわせて、顧客体験を分析するためのツールである「カスタマー・ジャーニー・マップ」の使い方も伝授しました。

3.当日のアウトプット

夕方には、各チームの発表と経営陣からの講評がありました。チームによっては、事業アイデアが伝わりやすくなるよう、寸劇を準備して説明するなど、発表方法も工夫がありました。
協賛企業の経営陣からは「会社の社員や業界人にはまったく考えつかないアイデアが出た」「中小企業の一番の問題点は人材不足であり、今回の企画はとても有意義」「社外の考え方に触れることで、社員にとってもとても刺激になる」との評価をいただきました。
また各チームの参加者からは「ディスカッションの中で事業アイデアが広がっていき、一人で考えるよりも幅広く考えられた」「今まで自分には、事業をマネタイズするという視点が欠けていた。他社で働くチームメンバーと話す中でそのことに気づかされ、勉強になった」という声が上がっています。

協賛企業から喜んでいただける事業アイデアが出たのは、会社・業界を知らない多様なメンバーが集まったからだと、Team. mikachiは考えています。特に、顧客の姿を具体的にイメージできるようになると、新事業アイデアの質がぐっとよくなることが、各チームの発表から感じられました。今後も私たちは、より多様なメンバーが集まるように、よりアイデアが生まれるファシリテーションができるように、またそれが企業・社会に喜ばれるように、この事業を深化させていきます。

Team. mikachi について
アメリカなどでは、優秀な人材はスタートアップや中小企業で自分の力を発揮するのに対して日本では優秀な人材は大手企業に入社して、大手企業で力を発揮します。
スタートアップ・中小企業にはなかなか優秀な人材は集まらないという状況が続いております。
これから複業時代という大きな波が到来する中で、このチャンスを活かして大手企業で働きながらもチャレンジしたいと思っている人材と、スタートアップ・中小企業をマッチングし、それぞれのバリューがコラボすることで、今まではなかった新しいものがうまれてくることで、日本を元気にしたい!!
そんな想いから Team. mikachi は活動しています。


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