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ヨガで心を穏やかにするには、やり方がある

※写真はチェンナイの日常、ある日のノラ牛さん

先日いらした生徒さんが
メンタルの不調を改善したい動機で
ヨガスタジオに通われてて

ストレッチとかの効果は
いいなって感じられたわけだけれど

元々の希望だったメンタルへの効果は
弱かったっておっしゃってて
それな、、って思ったんだけどね

心を落ち着けるための
ノウハウ(専門知識、専門技能)を
提供する側が持ってるかどうかが肝で

ヨガ=心を穏やかにするっていうのは
ヨーガスートラが示す定義であって

その効果が出るかどうかは
「どうやるか」によるんだよね

それもヨガスートラに示されてるけど
「スートラ」は定義として

曖昧さがない、ドンピシャな言葉で
短く簡潔にまとめられている

ってものだから

日本でなら、俳句もそうだけれど
バックグラウンドの知識がないと
なかなか理解できないものでもある。。

一般的なヨガは「体」にフォーカスした
スタイルから広まってきて

ヨガの成熟とともに「心」にも効くらしい
って知られ始めたのが、今ね

ただ、ノウハウはない、、、

だから、ストレッチされる気持ちよさや
難しいポーズができる喜びはある

での、それって25歳ぐらいまで対象の
練習の目的だったりするんだよね

10代からヨガをしていたなら
30代半ばぐらいでは、そういった
目的に対してマインドが満足してるから

子どもが難しい年頃になったり
社会的責任が重くなる年頃になったら

自然とマインドケアしたくなるし
そのための準備ができてるんだよね

逆にいうと、その経験が達成できてないと
40代でも50代でも、そこを欲しちゃう

これ自体は悪いことじゃないけど
10代20代とは体が違うから

怪我をすると治らない可能性もあるわけで
十分、注意が必要なんだよね

これって、アスリートが精神面を重視する
ようになるプロセスとも似てるかな

そんなことからも、うちの伝統としては
極端(体だけ)から極端(精神世界だけ)に
振れず、中庸であることをすすめてるよ

での、体目線のヨガの練習は
体にフォーカスしてなかった過去があると
気持ちいいし、楽しいと思うんだよね

その一方で、マインドへの作用は弱いか
効果があるのは最初だけか、で

本人に合ってて、好きだと思ったら
体を使うことって

水泳しても気持ちいいし
筋トレしても気持ちいいし

ダンスしてもピラティスしても
気持ちいいし楽しいんだよね

で、そうやって代替できるようなものなら
ヨガスートラはとっくに廃れてるはずで

実際何度も廃れそうになって
今に至っているのは事実あるわけだけど

やっぱり代替できないのが
マインドへの作用だったから
伝え受け継がれてきたんだよね

での、そんな「哲学に則った実践」は
ストレッチとは明らかに違うの

逆に、通常のヨガ(体フォーカス)を
期待されてくると
残念な結果にもなるんだけどね、、

そういったフォーカスポイントの違いは
オンラインでは伝えきれないから
うちではインパーソン(対面)のみで

での、そういった種類の練習に対する
集中やテクニックって
1回ぐらいで身につくようなものじゃなく

そんなことからも、3回チケット制で
クラスを提供してるよ

での、1回目は、ほんとさわりのさわりで
イントロダクションだからさ

2ヶ月で3回を目安にして通ってほしいと
思ってるよ

うん、これは今後
予約時にアナウンスしていこう

なんてことを、いろんな発信で
「心を落ち着ける」って見かけることから
改めて考察してみました

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