日々おこなうヨガってどんなものだと思いますか?
グループクラスみたいな一連の流れを60分ぐらいかけてすると思いますか?
クリシュナマチャリヤ師の伝統では、できるタイミング、できる長さの練習を提案しています。
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ヴィニヨガ(個々に合わせたヨガ)のコンセプトの「時間」という要素が重要で、季節によっても日照時間の変化でタイミングが前後あったり、現実的に寒いとやりたくない練習があったり、その逆も然り。
練習を作っても、やりたくならないなら意味ないじゃない?
苦痛を押してするって修行じゃないんだから。まぁある程度の努力はしないと易しい方向に流れるのが我々でもある。とはいえ、快適な毎日のためにしている練習をイヤイヤやってるようになったら、私だったら練習の見直しをする。
練習ありきじゃなく、自分ありきで練習するのだ。
これが、クリシュナマチャリヤ師の伝統の土台だ。
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ちなみに私(46歳/変形性股関節症あり)の最近は
1) シータリー+ウジャイ
2) 首 上下と左右のヴィニヤサクラマ
3) ターダーサナの肩を考慮したバリエーション
4) アヌローマウジャイ
しかも、全部イスに座ったまま。
午後に時間帯があるときに必要と思える立位アーサナやって仰向けアーサナぐらいまでと、ヴィローマウジャイとか。
外出したときは、帰宅後すぐにカパーラバーティから、仰向けアーサナからのヴィローマウジャイとか。
マットも出さずのお気楽さが、私にはポイント!
お部屋を片付けてとか、動きやすい服装に着替えてとか、シチュエーションいらず。かたちじゃなくて、ほしい機能や効果を引き出すための練習なのだ。
それ以上も以下もないのがバヒランガサーダナ(アーサナ・プラーナーヤーマ・プラティヤーハーラ)で、日々の練習がそれにあたる。
マインド(思考・気分・感情)を安定させること、すなわち心身の健康を保つことが目的だ。
そして、アンタランガサーダナ(ダーラナ・ディヤーナ・サマーディ)は、その土台の上にあるものだ。こちらばかりを追い求めたい、あちらばかりを追い求めたい、では不完全なのだ。
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なにはともあれ、継続できる練習のために個人に合わせて練習をつくっている。
なぜならば、継続してこそみえてくるものがあるからだ。
それも楽しんで実感してこそ熱意をもってのぞめるわけで、まさにアビャーサ。
でのヴァイラーギャで握りしめていたものがするりと落ちる。
からの、本当のじぶん(なりたい姿、ありたい状況、やりたいこと)が見えてくるのだ。
ヨガを練習するにはこうしてああして、、、というシチュエーションありきじゃなく、いつでも練習を日常に差し込むようにアーカーシャはおすすめしてます😊
Mika(@mikachant)でした。
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