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母校 KYM(Krishnamacharya Yoga Mandiram)

パンデミック後、ようやく訪問したら
外国人がほとんどいなくて

待合室には地元のインド人たちが
セラピーのために通っていて
先生から呼ばれるのを待ってるっていう

こういう風景が私の理想なんだよね

かつて大勢いた外国の生徒たちは
コースに参加してる人がほとんどで

コースっていうのはやっぱりどうして
インスタントでコンビニエンスな

表層だけで形骸化されちゃっている
情報にしかすぎないもので

それが入り口なのは当然ながら

その後に「深める」プロセスのために
再訪してる人っていうのは
残念ながら、あんまり見かけない

入り口はどうあれ
伝統文化を深めるためには
メンターの存在が不可欠っていう

私がこの伝統に出会った17年前に
まずそれを教わったものなんだけれど

メンターを見つけることは大変で
結局のところKYMでは見つけられず

ようやく出会えたメンターは
KYMから独立した先生っていう

というのも、KYMの先生たちは
まあまあ流動的で

10年ぐらいは所属してても
20年経つと10分の1ぐらいになってる

やっぱり組織っていうのは
政治がつきものでもあって

なんらかのインシデントがあると
15年以上前なら独立されたり

でも、最近では教えることから
離れる先生が多いのかな

なにしろ、インド国内でも
ヨガ教師が余ってる感があるわけ

さておき、私としては
マントラチャンティングの先生が
初めて渡印した14年前から
変わらず所属してくれているし

事務方のスタッフも顔見知りで
色々お願いしたりもできるから

KYMは私にとって安心できる
大切で頼れる場所なんだよね

他方、メンターのヨガセンターは
もっとこじんまりしてるし

関係性としては
まだまだこれからってことで
私としてはお客さん感があるかな

あと10年したら、メンターのところが
母校だと言ってるかもしれないけどね


こういうコツコツ時間を共にして
築いていく関係性とか信頼って
すっごく大切だと思うの

インスタントでコンビニエンスの真逆で
血となり肉となる
つまり身になり、実になる感覚があるわけ

だから、私はそこを伝えていきたくて
グループの講座とかじゃなく
1対1で時間を共にして学びを深めるという

今の時代ではタイパが悪いとされる
そういうスタイルにこだわってるよ 笑

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