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〈出産〉男だらけの立ち会い出産

出産してから10ヶ月が経ちました。Instagramには投稿してたけれど、noteにまとめる時間を取らず早10ヶ月。第三子、無事に生まれてきました〜!

♡♡♡

出産レポ

予定日は10/24。10/9(15日前)に少量の出血があっておしるしがくる。

今晩か2、3日後か、1週間以内か、それとも予定日近くか・・

前駆陣痛もお腹の張りもないから予定日近くかな〜と思って少しドキドキしながらもゆったり過ごす。

臨月だけれど変わらずに下の子の保育園のお迎えは続けていて、少し遠い保育園だから平日は電車を乗り継ぎながら毎日1万歩近く歩いてお迎えに行く。

だいぶ下がってきてる〜
出産3日前♡
下の子も赤ちゃんのお世話の準備♪


***

(余談)
妊婦で走れないから5歳さんを追いかけることができないので、片道2時間近くかかる5歳児との歩いて電車を乗り継いでの保育園の送迎は一工夫が必要。

なので、安全確保のために彼が興味のある警備の光る棒を用意しました。おもちゃだと飽きちゃうので本物を!

警備員さんになりきって♪
下北沢の街中でも

お陰で交通安全をしながら歩いてくれたので道路に飛び出すことなく安全に帰れました♪

***

10/12(予定日12日前。出産当日)。健診で助産院へ行く。子宮口は4cm開いてた。「大黒さん(私の名字)頑張ってるから」と助産院の美味しいランチを出していただく。&「お迎えまで好きなだけ休んで」とお布団を敷いてもらい爆睡する。

助産院の美味しいランチ♡


なんて美味しいんだー!ありがたいなぁ〜と心も体も脱力。「さあ、お迎えに行くか!」と用意をしていると、ん?なんか生理痛みたいな痛みがやってきた。

体が緩むとお産は進むので、「リラックスできてよかったよかった」と助産師さんと話しながらもなんかお迎えに行きたくないと思う。気怠い感じ。なので、電車ではなくバスに乗って座ってお迎えへ向かう。

渋谷にて。「なんか陣痛かも!」と思う。前駆陣痛かもしれないけど、夫に念のため連絡を入れる。

「仕事の都合があるから、もし今日の22時までに生まれそうだったら仕事休むね。どんな感じ?」と夫から言われ答える。

「なんか生まれる気がする」と。

予定日12日前、上の2人は予定日ちょうどに生まれてきた。お腹は張るけどそんなに強くない。まだだよなぁと思う気持ちもありつつ、なんか生まれそうかもとも思う。

保育園の側に着くとお腹の張りが強くなってきて「これは陣痛だ」と確信する。と同時に帰れそうにないので夫に連絡して保育園まで車で迎えに来てもらう。

「今陣痛がきててーー」と先生に報告しつつ下の子をピックアップ。家に戻る。

ここで17:30くらいかな。お風呂に入っておこうと湯船に浸かる。張りは5分間隔を切ってるけど、そんなに痛くない。

前駆陣痛かもしれないなと思いながらドライヤーをする。一応助産院に電話をして経過を伝えると、「経産婦さんは早いから準備して来てください」とのことで準備開始。

18:30くらい。子どもたちの夕飯用にとカレーライスを詰めていると修学旅行に行っていたお兄ちゃんが帰ってくる。お兄ちゃん、間に合った!全員で助産院へGO〜!

途中踏切につかまってなかなか進まず、19:30頃に助産院到着。その間、お腹の張りは強くなる。

陣痛中だけど美味しかったー♪

20:10軽く夕飯をいただく。食べながら陣痛が来ると「いてててて」と休憩。これは本陣痛ですな!

どんどん強くなる陣痛の逃し方は、横にならずに座って息を深く長く吐く。ふぅ〜〜〜。

あと、ジャスミンとラベンダーの精油をハンカチに垂らして吸い込む。第二子の時もそうだったけど、精油で痛みが和らがなくなったらそろそろ本番の証。良いバロメーター。

下の部屋で遊んでいた下の子が私のいる二階の部屋に来て話しかけてくる。なんか話していたい気がして、下の部屋でゲームをしていたお兄ちゃんも呼び全員で赤ちゃんを待つ。

そうすると、お兄ちゃんたちの声に反応して赤ちゃんが降りてきた!くるっと動く感じやお産が進む感覚がわかる。ここで21:45。

横になっていたけれど、立ち上がりたくなって起き上がる。立膝をついて夫に掴まって心と体と赤ちゃんに全てを委ねる。

15歳の長男にとってお産は最高の性教育になる!って思っていた&命が生まれる様子を子どもたちに見て欲しいと思っていたので、自然のまま声を出して動くまま体を動かした。

自分でも馬になった感じがして笑、「なんか馬になったみたいー」と言う。出産後に夫に感想を聞いたら、「馬のお産みたいだった」って言ってた。笑

立膝をついてからすぐに破水をし、「赤ちゃんの頭出てきたよ」と助産師さんが教えてくれる。健診の時に「赤ちゃんの頭を触ってみたいです」と言っていたらしく(忘れていたけれど)、頭を触る。

「わー!ほんとだ!」と感動しつつ、呼吸が苦しくないように出してあげなきゃ!と思い「よし!次は肩だ」といきむ。と、する〜っと生まれた♡22:15。

「おいで〜」と言いながらお股から赤ちゃんを受け取ってお腹に乗せた。そう、自分で取り上げることができた♡(もちろん助産師さんが安全を守るために支えてサポートしてくれていました!)

予定日より12日早くて、2,500gの小粒ちゃん。「え!もうぼく生まれたの?」という感じで元気いっぱいに泣いてた。

その後スルスルと胎盤が出て、夫と助産師さんで胎盤を運び、夫にへその緒を切ってもらう。夫、大活躍♪

3人目だから覚悟していた後陣痛は痛くなくて拍子抜け。胎盤が出る時も全く痛くなかった。

陣痛はただ痛いという感じではなくて、赤ちゃんが生まれるためにサポートしてくれる生命の仕組みみたいな感じだった。

赤ちゃんは陣痛の波に乗って生まれてくる。母体は例えると“海”だから、陣痛の波に抵抗せずに力を抜いて大きく包み込むとお産自体が自然なものになる。

自然になるって人の思考(思惑)を停止させるからお産がスムーズになり楽になる。

そのために重要なのが呼吸!ふぅ〜〜と長く息を吐くことが陣痛に逆らわずに赤ちゃんが乗ってる波を包み込むコツなんだと思った。

それと、3回の出産で思ったのは、仰向けに寝た体制でいきむよりも、立膝になって重力を使って“産み落とす”方が楽だった。

妊娠中に、昔の人や民族はどんなお産をしてきたんだろう?と思って調べていたら“産み落とす”というキーワードがあって、「これだ!」って思った。(だからきっと無意識に産み落とす体制になったんだと思う)

出産時、私は43歳。立派な高齢出産だったけれど、一番楽で楽しいお産が経験できた。

第三子のお産はしたかったお産の形ができて大満足。もうこの世に思い残すことはありません笑。ほんとに。

この大満足なお産を叶えてくれたのは、杉並区にある『ファン助産院』さん。個性豊かな助産師さんたちがそれぞれの得意分野でお母さんと赤ちゃんのサポートをしてくれます。

そう!ヘルプじゃなくてサポート!産むのは自分、生まれてくるのは赤ちゃん。どれだけお産を主体的に捉え、心と体と赤ちゃんの様子を自分で把握できるかがお産には欠かせない。

その意識を作ってくれたり、お手当をして支えてくれたのがファン助産院のみなさんでした。ここで産めてよかった!みなさんと出会えてよかった!健診も出産も産後も最高に楽しかった!今もありがとうの気持ちでいっぱい♡

(例えば、一般的な妊婦健診では尿検査は医院側がしてくれるけれど、ここでは自分でして自分で把握して自己申告します。この行動が意識を作っていくからとっても大切なこと!)

試験紙の色を自分で確認!(念のため。この試験紙に尿はついていません)

♡♡♡

男だらけの立ち会い出産、15歳のお兄ちゃんの感想は

「みか、お疲れさま!ありがとう〜!」「なんかすごかった。立ち会いできてよかった。」でした。

5歳の子は初めは赤ちゃんに恐る恐る近付き、触れるのもそっと少しだけで潰さないように気をつけてる感じでした。

その後、赤ちゃんという生物に慣れてくると、抱っこしたい!可愛い可愛いと撫でてくれました。赤ちゃん返りはしませんでした。

夫はお産中も主体的に動いてサポートしていたからか、「次は自分で取り上げられるぜ!」と言っていました。でも、次は人間の子じゃなくて動物ねw

以後ずっと男三人衆は赤ちゃんにメロメロで、カブトムシの蜜のように寄ってたかってペロペロ溺愛しています。

こちらは生後3ヶ月


その後あっという間に10ヶ月が経ち、その間に私たち家族は山へ移住をしました。今は山の中で家族5人と同じ敷地内に父と95歳のひいおばあちゃんと住んでいます。

さあ、やーーっと出産レポが書けたので、これからは書きたかった『みかちゃんの山暮らし日記』を綴っていこうと思います♪♪♪

読んでくださりありがとうございます。これからもよろしくお願いします☺︎

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