ハマの風にのってワーキングハマスタしてきた話
この度、ワーキングハマスタに行ってきました!
ドラゴンズ戦のチケットを購入する際に「ご一緒にハマスタワーキングはいかがですか?」と勧められるがままに軽い気持ちで申し込んだのですが、めちゃくちゃ良かったので、当日の体験記をシェアしたいと思います。
あらかじめお断りしておきますと、本noteの成分はコワーキングスペースの体験記が3割、野球の話が30割ですのでそのつもりでお読みいただけますと幸いです!
ワーキングハマスタって何?
横浜スタジアムの特等席を、コワーキングスペースとしてレンタルできるサービスです。
プロ野球の試合をしている時にはスイートルーム(日産スタースイート)として使用されている部屋をワークスペースとして使用することができます。
具体的にはスタジアムのどこを使えるのでしょうか。写真のほぼ中央・バックネット裏上部上部をご覧ください。青く光っているのが観客席。その上に載っている、暖色系の明かりの部分がスイートルームです。特別感がありますよね!写真を拡大すると、NISSANのロゴが入った帯が確認できるかと思います。ハマスタに行かれたことがある方なら、誰もが「一回くらいあそこで観戦してみたい!」と思ったことがあるのではないでしょうか。
駅からの道のり
それではさっそく、当日の様子をご案内しましょう!
横浜スタジアムへは、JR京浜東北線・関内駅から、または東急東横線直通みなとみらい線・日本大通り駅から、どちらからでも徒歩数分で向かうことができます。
今回は日本大通り駅からのルートをご紹介します。THE・横浜!な雰囲気を感じられてお勧めです!
2番出口から地上へ出ます。
日陰を求めて道路を渡ります。
目的地には左周りの方が近いのですが、スタジアムの雰囲気を楽しむため、今回は敢えて右回りで進みます。
スタジアムの敷地から一旦出て、横の歩道を歩きます。
信号のある交差点まで行くと入口があります!(肝心の写真を撮り忘れました!)
ワーキングハマスタ 集中のAM
入口は、チョコレート色のレンガ壁にDeNAベイスターズとNISSANのロゴ。プレミアム感と横浜らしさを感じさせるデザインです。
受付では係の方がにこやかにお出迎えしてくださいます。
使い方の説明を受けます。
持ち込みはペットボトルのみ、食べ物は不可。
撮影はスマホはOK、一眼レフは不可。
ふむふむ。
部屋番号が書かれたストラップを受け取り、首にかけます。
エレベーターに乗って4階へ。
4階のエレベーターホールにも係の方がいてくださって、お部屋まで案内してくださいます。丁寧!内装はホテルの廊下のように落ち着いた雰囲気。
お部屋には、2人がけのデスク+椅子、テーブルを囲んで4〜5人ほど座れそうなソファスペース、大型のTV。ゆったりした空間になっています。
しかしそこには目もくれず、バルコニーへ。だって目的は、スタジアムですから!
ばーん!
試合中からは信じられないほど静かなハマスタを感じられます。
バルコニーは、真ん中の通路を挟んで左右それぞれにハイチェアとカウンター、その前にソファというセットで配置されています。
同室の方々は右手のカウンターで既にお仕事に集中されていましたので、私は空いている左側のカウンターに着席。バルコニーにコンセントが1口あり、お部屋内に備品として置かれている延長コードを使って給電可能でした。
カウンターの奥行きはかなり狭めで、A4縦が少しはみ出すくらい。ノートPCを置いてギリギリです。文字を打ち続けるような作業であれば苦になりませんが、マウスを使う作業はちょっとやりづらいかなと思います。私はマウスは使わない派(タッチパッド派)なのであまり支障なく作業できました。
9時30分から使用可能だったのですが、私は少々寝坊をしまして、11時前に入りました。午前中のグラウンドにはほとんど誰もおらず、準備をしている係の方や取材の方が数名。あとは時折電車の音がするだけで本当に集中できました。(午前中の1時間で、当日予定していた半日分の仕事がほぼ終わってしまったほど!)
オープンと同時に入れば、2〜3時間は静かな環境で集中できそうです。暑さも心配でしたが、当日は爽やかな風も吹いてお昼頃まではバルコニーで快適に過ごせました。(建物内には自販機などはないため、お水のペットボトルは持っていった方が良いです。)
この感じはなんだろうな〜と考えてみたのですが、高校時代に受験勉強で夏休み登校し、自習をしながらグラウンドを眺めたときの感覚に似ているな、と思いました。勉強を始めた時にはまだ部活が始まっておらず、集中して勉強できる。時折吹く涼しい風を感じながら、ふと顔を上げるとグラウンドに少しずつ人が集まってくる感じ。
部活動を頑張る後輩達に勇気をもらいながら受験勉強をしていた、若かりし頃の気持ちを思い出しました。
さらに、「一定の広さの、何もない空間があり」「静かな中にも遠くで微かに音がする」という環境がものすごく集中力を高めてくれました。
元々コワーキングスペースとして作られたものではなく、お酒や食べ物を楽しみながらワイワイ楽しむスペースとして作られた空間なので、正直、長時間がっつり作業をするにはあまり向いていないかなと思いました。
それよりも、「非日常空間(スタジアム)の非日常時間(興行開催時間外)に日常(仕事)を持ち込む」という体験を楽しむのが、このワーキングハマスタの肝だと思います。
短時間(MAX2、3時間くらい)で集中して取り組みたい方や、答えのない課題に対してアイデア出しをしたい方にお勧めしたいです。野球ファンの方にはもちろん、そうでない方にもぜひ体験していただきたい空間でした。
ワーキングハマスタ ただのプロ野球ファンなPM
ワーキングハマスタの「ワーキング」な部分のレポは午前中分でほぼ終わりまして、ここからはほぼプロ野球ファンの感情ダダ漏れの「ハマスタ」のレポートとなります。個人的にはこちらがメイン。
入館時に「選手の練習中は音がしますのでご了承ください」とお聞きしましたが、プロ野球ファンとしてはむしろ望むところです!
お昼前くらいから、練習の準備が始まっています。
13時頃からはDeNAベイスターズの選手がグラウンドに出て練習を開始。ホームチームの練習をホームで見られる機会は、球団のイベントでもない限りほぼありませんので、これはレアです!
木製バットの音を聴きながら、手元で作業をして、パッと顔を上げると選手が動いている様子が見られて…午前中とは打って変わって集中はできませんが(笑)、とても、とても楽しい……!
そうこうしているうちに、バックスクリーンに突如、試合の情報が!
前日の試合のスタメン表示か〜と思ったのですが……
試合が進んで行きまして……
あれ、なんかスコア違うな……と違和感を感じ……
代打 堂上!???
折りしも、前日に引退表明をされた中日ドラゴンズの堂上直倫選手が代打!(という表示が!)
おそらくバックスクリーンのテストだったのだと思いますが、偶然とはいえ見られて嬉しかったです。実際のプレーを見たかったという寂しさも込み上げてきましたが……。でもやっぱり嬉しかった。
表示してくださった横浜スタジアムの係の方、ありがとうございました。
当日予定していた業務をすべて終わらせた後は、バルコニーのソファの方に移動しまして、思う存分練習を眺めます。
昼の14時頃はさすがに暑かった!室内で涼んで休みながら、水分も忘れずに摂りながら過ごします。
15時を過ぎると、ホームチーム・DeNAベイスターズの練習は徐々に終了し、片付けが始まります。それに合わせて、ビジターチームである中日ドラゴンズの選手たちがグラウンドに姿を現し始めます。
ここからが一番見たいところではありますが、こちらのスペースの使用時間は15時30分まで(涙)。ドラゴンズの選手の練習が始まるぞーというところで部屋を後にします。
出口でストラップを返却すると「この後は野球観戦ですか?」と声を掛けられました。やはりそういう方が多いのでしょうね。
「ビール半額デーですよ〜」と教えていただき、ワーキングハマスタは終了です。
係の方は皆様本当に親切で、丁寧な中にもフレンドリーさも感じられて、「とても歓迎して受け入れてくださっている」と感じました。スイートルームを運営されている方々だと思うので当たり前なのかもしれませんが、本当に気持ち良く過ごすことができました。ありがとうございました!
そして野球が始まる
ワーキングハマスタ体験記、いかがでしたでしょうか。
ご覧いただいた通り大満足な体験だったのですが、皆さん、本noteの冒頭を思い出してください。このワーキングハマスタは、野球観戦チケットのアドオン(サイドメニュー)でした。
そうです。これから野球の試合が始まるのです!
開場は16時、試合開始は18時。がっつり満喫しましたとも!
ビシエド選手のヒーローインタビューを聞いて、球場を出たのは22時前!
1日のおよそ半分をハマスタで過ごすこととなりました。長い!(このnoteも長い!全然終われない!)
正直、体力的には結構きつかったです。帰りの電車ではぐったりしてしまいました。でも試合に勝ったので、幸せなぐったりでした。
もしかすると、ワーキングハマスタと野球観戦は分けた方が楽しめるのかな?と思いましたが、これから野球が始まるというタイミングで球場を後にすることなんて出来そうもありません。やはり通して楽しむのが良いのでしょうね。
これからワーキングハマスタをご利用される方には、前日の夜にたっぷり睡眠を取られることをお勧めしたいと思います。
興味を持たれた方は、ぜひこちらからチェックしてみてください!
https://www.baystars.co.jp/news/2023/06/0630_10.php
こんなに長いnoteを最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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