見出し画像

三日坊主でも続けられるダイエット攻略法

実は、ダイエットの壁は脱三日坊主にとって最大級に高い壁なんです。

それはなぜか・・・ダイエットは目に見える効果が短期間では全く出ない反面、三日坊主になる要素がとても多いからです。

ダイエットを始めても、効果が実感できずに楽しくないのに→やらないといけないことは次から次へとめちゃくちゃあるので→徐々にめんどくさくなったり、しんどくなったり、嫌になったりする

という流れが三日坊主になる典型的なパターンです。


ダイエットの難易度とは

なぜ、ダイエットの難易度が高いのか?
それは挫折する原因となる要素が圧倒的に多いからです。

  1. 食事の内容、量、時間

  2. 運動の内容、量、時間

  3. 親からの遺伝やこれまでの育ってきた環境

  4. 現在の仕事の状況や日々の生活リズム

  5. 我慢や苦痛を伴う行動の多さ

人によっては他にもあると思いますが、このように、三日坊主の原因になる要素が多いということは

  • 食事制限だけでは効果が一時的

  • 短期間のトレーニングでカラダを絞ってもすぐリバウンド

  • ファスティングをやったら体調不良

と何かひとつだけをやっても元に戻ってしまう・望む効果が得られない確率が高いということです。

これが「英語を話せるようになりたい」だと食事や運動、家系や家庭環境のことは気にしなくても大丈夫なので、ダイエットよりは明らかに行動しやすくなります。

このように、ダイエットに取り組む=最初からかなりハードルの高い挑戦をしているんだと理解しておくことで、ダイエットを始めてすぐに感じる「こんなはずじゃなかった・・・」の軽減につながります。

ダイエットの最大の敵は「脳」

ダイエットの最大の敵は自分の忍耐力でも気合いでも一緒に取り組む仲間の数でもなく自分の「脳」なんです。

ダイエットで結果を出すためには

STEP1:脳とうまく付き合うために脳のクセを知って
STEP2:脳に邪魔されないように味方につけて
STEP3:脳にこちらの都合のいいように機嫌よく動いてもらう

こんなイメージを持っておくこと必要があります。

そして、脳には元々ネガティブな情報や思考に注意を向けやすく、長く記憶に残そうとする特徴があると意識しておくことが大切です。

ですから、ダイエットを三日坊主にしないためには

  • どうせ今回も失敗するだろう・・・

  • 本当に効果が出るのかな・・・

  • また時間やお金を無駄にするのでは・・・

などのネガティブな考えを必要以上に膨らませないように、不安ばかりを募らせないようにしましょう。

でも、ポジティブじゃなきゃダメと言いたいわけではありません。

言いたいのは、難易度が高いダイエットに対して、明日や未来のことを心配しすぎると脳がここぞとばかりにダイエットを止めさせようとしますので、ご注意くださいということです。

そしてもうひとつ、脳には変化が嫌いでできる限り現状維持したい!というやっかいなクセがあります。

なんとかしてダイエットしたいあなたとは逆に脳は全然ダイエットに乗り気ではありません。

なぜなら、脳にとってのダイエットとは

  • カラダの脂肪を減らされる→「食料が手に入らなくなったらすぐに餓死してしまう・・」

  • 筋肉量が増えてしまう→「基礎代謝が上がってカロリー消費も上がってしまう・・」

など、脳の理想とする生き延びるためのカラダと比較してネガティブな変化でしかないからです。

これは生き物が持つ生存本能によるもので、人間はもちろん動物ですから食べたい(本能) > 食べちゃダメ(理性)となるのは当然の結果ですよね。

脳を味方にするには

これなら絶対に有効なんて方法は存在しませんが(あるならダイエットできない悩みはこの世からなくなるはずなので)

同じく脳のクセを利用して、自分で意識的にダイエットを 楽しむ・楽しがる・楽しいと信じ込むという方法がおすすめです!

その行動を楽しいと認識することで、脳からは「セロトニン」「ドーパミン」などの脳内物質が出るため、前向きにダイエットに取り組めるようになります。

ですから、例えば

  • ダイエットに関連する言動は全て笑顔で行う

  • 自分の考えや気持ちは無視して「楽しい!」を連呼する

  • 〇〇をやったら全力で自分を褒めちぎる

と脳が楽しいと思ってくれる、脳を勘違いさせるように振る舞うことを意識します。

もちろん、三日坊主にならないように、ハードルをできるだけ下げたり、やることを細分化したりといった事前準備はちゃんとできていることが前提条件です。

ダイエットに取り組む目標を絞り切る

では、そんな難易度の高いダイエットにどう立ち向かえばいいのか。

それは、ダイエットに取り組む目標(やるべきこと)をひとつに絞り切る(コツはできるだけ、小さく、狭く、細かく、ハードルを低くする)こと

そもそも一概にダイエットと言っても

  • 外側の変化(カッコよくキレイに見せたい、お気に入りの洋服などが着られるようになりたい、筋肉美、強くなりたいなど)

  • 内側の変化(病気の予防・改善、カラダの機能向上、自信・自尊心・自己肯定感アップなど)

と目指すゴール(目的)は人それぞれですよね。

目的達成のために、ついついあれもこれも手を出したくなりますが、そこはグッと我慢をして自分が取り組みやすいことのひとつに絞ります。

絞るときのコツは

  • 今からすぐに始められること(準備や決断に時間がかかる行動だと一気に面倒になります)

  • 今の自分が続けやすそうなこと(いきなり高い山に登ると失敗します)

  • 日常生活の延長にあること(非日常でできたことが日常に戻ってできるとは限りません)

の3つです。

特にダイエットにおいては、チリツモ(塵も積もれば山となる)が効果的ですから、食後すぐに歯磨きをする、白湯を飲む、歩きやすい靴を履く、リモコンの置き場所を変える・・・

という感じで、なんでもいいので手取り早くできることからひとつずつ丁寧に習慣にして「自分だけの習慣の型」ができてから、本命の筋トレや食事制限、〇〇ダイエットといったノウハウにチャレンジすると成功率が上がります!

よろしければサポートお願いいたします! いただいたサポートは書籍購入などの活動費に使わせていただきます!