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三日坊主でもいい、三日坊主がいい!

子供のころから刷り込まれ続けた三日坊主はダメという誤った思い込みのせいで

「三日坊主をどうやって克服しよう?」

と悩む人が多いのですが、これは完全にボタンの掛け違い状態なんです。


【克服】を辞書で調べると

こく‐ふく【克服】
[名](スル)努力して困難にうちかつこと。「病を—する」

weblio辞典より

三日坊主を克服することにとらわれて「三日坊主はダメなことだから努力して打ち勝たないといけない」

と思えば思うほど、克服できなかったときに自分を責めたり、自分を嫌いになったり、思考停止になったりします。

これってほんとにもったいないですよね・・せっかく行動力がある(あった)のに、はじめの一歩であきらめてしまう訳ですから。



三日坊主を受容する


前述のように習慣の芽を枯らさないために必要なのが、三日坊主を受容することです。

(もう1回辞書からの引用にお付き合いを)

じゅ‐よう【受容】
[名](スル)受け入れてとりこむこと。「外国文化を—する」

weblio辞典より
  • 三日坊主になった自分を受け入れる

  • 三日坊主になった経緯を受け入れる

  • 三日坊主になった結果を受け入れる

などなど、三日坊主の全てを受け入れ認めると、その瞬間から三日坊主に対する感情や取り組み姿勢が激変するんです!

そうやって、三日坊主の呪縛から自分を解放できれば

→三日坊主になっても一喜一憂せず
→手に入れた結果を活かして
→脱三日坊主&習慣化を実現する

という好循環を生み出せるようになります。


以下の記事では「本当の自分・ありのままの自分を知ること」が脱三日坊主の近道とお伝えしていますが

三日坊主にまつわる経験・体験についても、ありのままを受け入れることが大切です。

三日坊主の受容後にやるべきこと


次に三日坊主を受け入れた後にやるべきことは

  1. 三日坊主の原因を客観的に分解する

  2. 複数ある分解結果について検証する

  3. 検証結果から次の行動計画を立てる

という作業です。

例えば

1.三日坊主の原因を客観的に分解する

  • 「たられば」を外す

  • 適正な期待値に戻す

  • 可視化・言語化する

2.複数ある分解結果について検証する

  • 目標を下げたら?

  • 自分でコントロールできないことをやめたら?

  • モチベーションを維持できるのはAではなくてBでは?

3.検証結果から次の行動計画を立てる

  • 自分の性格や強み、長所を活かせる

  • 自分でコントロールできることに集約

  • やる気やテンションに左右されない

という感じで、自分がやりやすいように行動計画を自分の型に寄せていくと三日坊主体質から習慣化体質に変わることができます。

おまけ(三日坊主になったら)

今回、三日坊主は克服するよりも、そのまま受け入れた方がいいですという内容でしたが、他にも

反省 よりも 振り返り
→原因を振り返れば必ず答えが見つかります。

思考停止 よりも 一時停止
→一旦立ち止まって考える心の余裕は大切です。

変更 よりも 修正
→行動計画は変えないでもできる型に方向転換できます。

自己否定 よりも 自己肯定
→ありのままの自分を受け入れる効果は絶大です。

失望 よりも 称賛
→ほめられて伸びない人はいません。

まだまだパターンはたくさんありますが、三日坊主になったときの感情や反応・行動パターンを工夫したり、考え方のクセを意識すると脱三日坊主&習慣化の達成率が確実に上がります!

このあたりは、またの機会にお伝えしていければと思っています。


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