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【はみだし系ライフの歩き方】第12回・セレブの死から考えるメンタルヘルスと「弱さ」をさらけだす勇気

ポッドキャスト「はみだし系ライフの歩き方」、第12回です。

音声のみバージョン↓ iTunesでも検索できます(自動で配信されて便利です)。

先週、「ケイト・スペードの自殺」という衝撃的なニュースが飛び込んできました。

(↑ニュースの翌日、近所のケイト・スペードのショップに貼り出されていました)

カラフルでハッピーなデザイン、そして比較的お手頃な価格ということもあって、多くの方が一度はケイト・スペードのお財布やバッグ、小物などを買ったことがあるのではないでしょうか。

その後、世界を旅して現地の料理を紹介する人気シェフ、アンソニー・ボディンの自死もニュースに。改めてメンタルヘルスとケアの重要性を考えたい、ということで今回のテーマとなりました。

ケイトは長年、うつ病や不安症に悩み、治療を受けていたとのこと。けれどブランドイメージが崩れること、人々に(うつ病のことを)知られるのを恐れて更なる治療を拒否し続けていたそうです。

「隠す」。何かを隠すというのはそれだけで心の負担になるものです。

本人が受けられる治療やプログラムはもちろん、その家族へのサポートが一般的になっていれば、「隠す」必要がなくなりもっと適切なケアができるのではないか、とはゆかり談。

昔の恋人、身近な家族がメンタルの病を抱えたことがあるふたりは、個人的な話もシェアしています。

また、自分がつらい状況になったときには、「弱さ」をさらけ出して助けを求める勇気を持つことが大切。ただし、実際にだれかが困難な状況に陥っている時は、「助けを求めろ」と言うのではなく「外にいるひと(=周囲のひと)」から積極的に手を差し伸べよう、という話になりました。

ちなみにこのとき、「何かできることがあったら言ってね!」はありがたいが助けにならない!ではどうしたら... というのがとても素晴らしい助け合いのアイディアですので、ぜひ聴いて参考にしていただけたらと思います。

「弱さをさらけ出して人生観変わった」わたしの経験談もシェアしています。今回はいつも以上に個人的なエピソードを話す回となりました。

今週出てきた人、本、動画など:

・「OPTION B(オプションB)逆境、レジリエンス、そして喜び」 。以前もゆかりさんが紹介していた本。困難な状況にいるひとに「何かできることがあったら言ってね」は助けにならない、具体的な選択肢を提示するなどとても具体的で参考になりました。

・ゆかりさんが言及している漫画↓言葉で誰かをハッピーにするって、簡単なのにやっていないことかもしれません。

今週出てきた英語:

How can I help?   (何かできることある?)
There's nothing you can do. (何もないよ..)
→ゆかりさんと元恋人とのやりとりで。

courage:勇気、と簡単に訳すこの単語。じつはラテン語のcor -ハート/心臓― から来ていて元々の意味は「健康なこころ」で、嘘偽りなく自分の物語を語ること。

reach out: 手を差し伸べる。助けを求める、心を通わせる、など。"reach out to each other" と使ったりします。

今週の内容↓

0:30 「諸事情あって」ベランダで話す美香
03:25 前回の振り返り リスナーさんからの意見
03:55 ハラスメント扱いを恐れて指導できない?
04:55 前々回ネタ”Boys don’t cry” からの…
05:00「男の子だってプリンセスになれる!」プリキュアの神回
06:26 「女の子だってヒーローになれる」プリキュア
06:44 かなり直接的にジェンダーに触れている神回だった
09:10 日本のコスプレ文化、アニメ文化はジェンダーレスかも
10:15 今週のテーマは「メンタルヘルス」
10:30 ケイト・スペード、アンソニー・ボーデインの自死
11:05 世界中を巡るセレブシェフだったアンソニー
12:00 ブランドのイメージが崩れるのを恐れていたケイト
12:55 アルコール依存症とその家族へのサポート体制
13:22 メンタルヘルスのケアとサポート体制はまだまだ..
15:00 身内が双極性うつになったことがあって.. by 美香
17:00 昔の恋人がうつだったことがあって.. by ゆかり
19:15 自分のメンタルを健やかに保つためには?
21:39 「恥」の感情は人目にさらすと消える
22:30 うつ状態にいるひとにリーチアウトしろとは言えない
24:15 「外」の人が「中」の人にリーチアウトすべき
26:07「できることあったら言ってね」はありがたいが助けにならない
27:13 具体的なサポートを選択肢として示す
27:22 とある素敵なサポート例
30:00 自分の弱みを見せないひとは信用できない
31:12 パニックアタックになった友人の話 byゆかり
32:40 弱みを見せるのが苦手だった美香の体験談
34:12「ネガティブな感情で繋がっていいんだ!」
37:04 心を開いて傷つく怖さもあるけれど
39:30 「泣いてるひとを見たら声をかける」←日本にはいないw
41:00 今週の宿題
43:15 今週のポジティブ

#ポッドキャスト #メンタルヘルス #海外 #英語


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