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子どもの「好き!」を見るのはうれしい

小さい頃は、くるくる変わる表情や、幼く拙い動きとか、小さきものとしての存在自体が可愛いと感じることが多かった。でも今は、自分の身の回りのことは自分でほぼなんでもできる小学生。好き嫌いや得意不得意もはっきりしてきた。そんな中、子どもたちがそれぞれで何かをみつけて、それを楽しいと思い、「これ、好き!」と夢中になっている姿を見るのはとても幸せを感じる瞬間。

サッカーに夢中になる姿。

お絵描きに没頭している真剣な顔。

プレイデートに来たお友達と大笑いしながら遊んでいる声が聞こえてくる。

ふと見ると、夫の顔もほころんでいる。夫が同じ幸せを感じているのが伝わってくる。彼が幸せなのもうれしいし、同じことを幸せだと感じられることもうれしい。
自分の大切なだれかが幸せそうなのを見ると、自分も幸せになる。そうすると、家族で生活していて「幸せ」を感じられる瞬間は広がるし、なんなら相手にも伝わって増殖するとても幸福な連鎖が生まれる。

家族を持つことの幸せって、ここにあると思う。結婚なんて面倒、一人で好きに生きる方が気楽。子どもなんて手もかかればお金もかかる、自分のやりたいことができなくなる。そういう見方もあるだろうし、気持ちはすごくよくわかる。でも、家族がいることで増える幸せは威力がハンパない。家族の喜ぶ顔が見たくて、あれこれとかつての自分ではしなかったような活動に精を出す。ハロウィンとか、クリスマスとか季節の行事も、大人だけだったらこんなに盛り上がったりしなかっただろう。そして、子どもがいることで、自分一人だったらわざわざしなかっただろう活動やコミュニティにも関わっていくことになる。子どものおかげで世界がずいぶん広がった。

子どものアクティビティとか、家族旅行とか、うち的にはかなりの額を投資しているカテゴリー。子どもが目を輝かせる瞬間が見たくてどんどん取り入れるので、この先このカテゴリーの出費が減る気配はない(汗)。反面、子どもたちが小学生の今、大した額をかけずとも大喜びしてくれることもまだたくさん残っているので、祖父母がお菓子を買ってあげるとか、ちょこっとお小遣いをあげるとか、ついやってしまうんだろうな。その気持ちがやっとわかったよ。

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