腰が重いわけ

　腰が重いのは、仕事が肉体労働だから。疲労蓄積。ではなくて、いや、それもあるかも知れません。が、別に理由は２つ。

　ひとつ目。性格。もうやるしかないないだろ！というところまで追い込まれないとやらない。すべきモードになってやっと着手する。コレをよくよく見つめていくと、やりたい事をやる罪悪感がそうさせているのではないかと感じ始めました。誰から見ても正当な理由が無いとやれない、自分がただやりたいという理由でピンときた事をパッとやってはいけないという知らない間にできた自分の中の制限。ここ数年、すべきを極力やめて、やりたいやるを意識してきました。だいぶ軽くなった気がします。

　２つ目。後片付け。リフォーム業でまず直面するのがお片付け。モノを持てば持つほどモノにエネルギーがかかります。手に入れる、使用、管理、そして手放し、全てにエネルギーがかかります。お金的にも力学的にも時間的にも。特にご時世柄、手放しにとてもエネルギーがいる気がします。分別しなきゃいけない、指定の袋に入れなきゃいけない、粗大ゴミ持ち込みの為にトラック借りなきゃいけない、その他諸々。
　捨てる以前に、解体が必要になってくるケースもあります。この解体が大変です。解体（時として重機も使う）→運搬→分別→廃棄。全ての工程にものすごいエネルギー。
　だから、例え100円均一でモノ買うにしても、『本当に必要？こころから愛せる？』、何かを作る時も『本当にいる？本当にやりたい？片をちゃんとつけられる？』自問自答です。とりあえず、、は無し。

　なんて事は全て吹っ飛んで、ヤギ、このままじゃ台風越せない！

　やると決めたら突貫工事。けれど私にとってはこれまでの仕事の実力テストのような。元豚小屋のブロックに柱を抱かせて追加し、躯体を伸ばし、屋根をつけて壁をつけられました。一応箱っぽい建物できました。全て仕事で回収した廃材。トタンは歪んでいて、手こずりました〰️興味を持って見にきた島の小学生とか手伝わせちゃったりして。

　三畳程のスペース。ヤギ2頭のソーシャルディスタンスも十分取れます。

　ですが、ミー子は入りたがりません。ヤー子は相変わらず占拠してますが、ミー子はこれまでの経験がややトラウマなのでしょう。

　結局ミー子はブルーシートの屋根下がお気に入り。