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【自動詞/他動詞】一般動詞の2分類

自動詞と他動詞、文法書には必ず出てくる言葉です。
ただ、あまり大きい声では言えませんが・・・自動詞と他動詞の概念をはっきり理解しなくても、ある程度の英語は喋れます。

では、自動詞と他動詞を知っても得をしないのでは?と思われるかもしれません。

・・・そんな事はありません。実は、色々な筆記テストで狙われやすいポイントなのです。学校のテストやTOEIC…ある動詞の後ろに前置詞が来るか分かるだけで点が取れる問題はありませんか?そんな問題と出会った時にこれを思い出せれば、ボーナスポイントを獲得できるというメリットがあります。
まず、自動詞と他動詞とは以下のような一般動詞です。


【自動詞】
目的語を伴っていない動詞。自分だけで完結できるので動詞です。
自分だけで完結できる…でも、どうしても後ろに何かを付けたい。そんな時に、前置詞を付けてゴリ押しで目的語のような存在を作る、それが自動詞です。

【他動詞】
目的語を伴っている動詞。の単語が必要なので動詞です。他の単語がある事が前提なので、後ろには前置詞無しで目的語がきます。


この違いから、一般動詞の後ろに
目的語が無いor前置詞が続いたら自動詞。目的語が続いたら他動詞。
…と言えます。

これさえ知ってしまえば、基本5文型のパターンによって使われる一般動詞が分かれる事に気づくかもしれません。そうです。


自動詞 第1文型:S + V 

自動詞 第2文型:S + V + C (S=Cの関係)
他動詞 第3文型:S + V + O 
他動詞 第4文型:S + V + O*+ O** 
他動詞 第5文型:S + V + O + C (O=Cの関係)


となります。ちょっとスッキリしませんか?

最初にお伝えしたように、自動詞/他動詞の区別ができなくてもある程度の英語は喋れます。正直、前置詞が抜けてしまっても、言いたい事は文全体から伝わったりします。でも、自動詞他動詞をきちんと区別して正確に前置詞を使いこなせれば、筆記テストで点がとりやすくなるだけでなく、スピーキングで相手にしっかりとした印象を与える事もできます。
思わぬ時に役に立つかもしれませんので、ぜひ、頭の片隅に置いておいてください。

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