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友人をバレー沼に落としてみよう・・サンバーズvsジェイテクト観戦記

いつもはバレー経験者の娘が私の観戦パートナーですが、先日はバレー初心者の友人とVリーグを見てきました。

バレーと関係のない生活を送っている彼女ですが、勤務先がサンバーズのスポンサーのため社内でVリーグの話題がたまに出るそうです。

それで何となくバレーが気になってきて、更にサンバーズのホームゲームならスポンサー価格でチケットが手に入ると知って、私に声をかけてくれたのが事の発端です。

私は今まで何度も彼女をバレー観戦に誘おうと思いましたが、趣味を強要するようで躊躇っていました。
それが自ら見に行きたいというのですから、これはバレー沼に引きづり込むチャンスです。

友達と趣味を共有したい純粋な気持ちと、Vリーグ繁栄の一端を担いたいう勝手な責任感を持ったおばさんの観戦記です。


どの試合見に行く?

彼女の人生初となるバレー観戦です。少しでも満足度を上げられるよう試合選びから考えました。

2月中旬の試合で検討したので、選択肢はこの二つ。
2/10・11vsジェイテクト(Asueアリーナ)
2/24・25vs東レアローズ(おおきにアリーナ)

どちらの対戦チームも魅力的なので、会場で決めることにしました。

駅から徒歩数分のAsueアリーナは、駅から更にバスに乗るおおきにアリーナに比べて断然アクセスが良い。

会場に着く前に疲れてバレーの印象が悪くなるのは避けたかったので、Asueアリーナのジェイテクト戦に決めました。

栞で前日から気分を上げてもらおう

仕事の合間にペライチの栞を作り、彼女に送りました。

全く無の状態で見るのも良いですが、やはり予備知識が楽しみを倍増させると思っているので、この手間は惜しみませんでした。

両セッターの技術の高さや、慶帆選手がリアルなリエーフと言われてる事、藤中三兄弟がコートを挟んで戦う事を画像をつけて栞を作成しました。

用語の説明はハイキューの言葉を借りました。

何を食べる?

開場は12時、試合開始は13時。めちゃくちゃランチタイムです。

娘と観戦する時は、試合内容が一番で食べるのは二の次ですが、今回は食事も怠りません。
昼食は天王寺の近鉄百貨店(ハルカスのビルに入ってます)で調達することにしました。

友人とデパ地下で買い物する事自体が珍しいので、会場に着く前から気分は上がりました。
エコバッグに美味しいのんをいっぱい詰めて、Asueアリーナに向かいました。

ハーゲンダッツの誤算

Auseアリーナの入り口前は長蛇の列。

並んでいる間に、入場口手前のドリンクスタンドでビールを購入し、会場に入りました。
(アリーナは会場内にドリンクスタンドがあるが、自由席にはないので、外で買う必要があった)

会場に入ると、ハーゲンダッツのプレゼントがありました。
高級アイスをもらって、私たちは大喜び。

Asueアリーナは古墳のような風貌

着席するとビールから飲むべきか、アイスを先に食べるべきか悩みました。
嬉しい誤算ですね。
悩んだ挙句、アイスを先に食べたのですが、冷たいものを急いで食べたのでお腹がしんどかった。

ハーゲンダッツは3種類から選べました

試合の感想(私の場合)

試合はサンバーズのストレート勝利。

概ねサンバーズがリードする展開でゲームは進み、ジェイテクトはセット後半で流れを変えるべく秦選手を投入します。

私にとって秦選手は男前でオシャレな人という認識でしたが、初めて見た彼のプレーは熱かった。

劣勢であっても、2セット先取されてても、自分が反撃の流れを掴む!という雰囲気。強気で攻めたサーブや必死にボールを追う姿勢を見てると、見た目ではなく秦選手のプレーがかっこいいと思いました。


前回見たサンバースの試合は、リザーブメンバーの内輪のりのような応援が苦手だったのですが、この日はジェイテクトのサーブに対してブーイング?のような動きがあったのがめちゃ良かった。

ノリの良さが気持ちの良い方向に発揮されていた感じです。

Vリーグではブーイングは珍しいのですが、不快感は全くありませんでした。
先月見たイタリアでの試合はブーイングが会場を盛り上げる要因の一つだと思ったくらいだし、このムーブがリーグ全体で流行れば良いなと思いました。

試合の感想(彼女の場合)

彼女はボールの速さと、必死でボールを繋ぐ選手の迫力に驚いていました。

アリーナは近すぎてボールが飛んでくるのが怖いから、今後も自由席で十分だと言ってたくらいです。

またユニホームを着てカメラを構えている熱狂的なファンの存在や、慶帆選手や秦選手などイケメンが多いのにも驚いてました。
どれも好意的な感想です。

私は自分の好きを友人に共感してもらえて嬉しかった。

たぶん慶帆選手
たぶん甲斐選手
老眼には半裸に見えた微妙なカラーとフィット感のシャツ
鬼木選手はピンクが超絶似合うという新たな発見
最後まで全方位に手を振っていた秦選手

で、どれくらい浸かってるんだい?

帰り際「楽しかったのでまた良い試合があれば声を掛けて欲しい」とのお言葉を頂きました。

まだ彼女はバレー沼には浸かってませんが、バレー沼のほとりまでは来てくれた感じでしょうか。

沼に突き飛ばしたい思いは秘め、またの機会を設けて彼女の体にじわじわとバレーが沁みていくのを期待したいと思います。

おしまい

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