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洞察力の磨き方 #42

おはよう!

毎日暑い日が続くけど、熱中症に気を付けて、今週も頑張ろう!

今日は、昨日の続きで、絵画教室に通っていて気が付いたことを書いてみる。

昨日の記事で、絵を描くにあたって、書くものを観察しなければならないことを書いた。

観察することで、洞察力を磨かなければならない。

洞察力とは、「物事の本質を見抜く力」。
観察はあくまで「表面的な部分を注意深く見る」という行為で、洞察は「物事の見えていない部分まで見抜く」という行為を指す。

表面的な部分を注意深くみるのだけれど、見えない部分がどうなっているのか、ということもイメージしながら描かないといけない。
つまり、洞察力が必要となる。


絵を描くときだけでない、絵を観ることで、洞察力を磨くことができる。
画家の感覚、頭の中のイメージが可視化されている絵。モチーフの本質を捉える観察力や名画に潜んでいる情報を読み解いていく。

なかなかそこまで読み解けないのだが、言えるのは、美しいと感じるものをたくさん観ていくうちに、前頭葉が鍛えられて、感覚が磨かれ、美意識や感受性が磨かれる。

2001年、エール大学の研究者グループは、アートを見ることによって観察力が向上することを証明した。
判断能力が56%、観察能力、細部に気づく能力が10%向上したという結果が出ている。

もちろん、ぼーっと見ていてはそこまで向上しないのだろうが、観るということをしないよりは、した方がいいということだと思う。


洞察力が磨かれるということは、仕事にも大いに役立つ。
洞察力とは、「物事の見えていない部分まで見抜く」ことだ。

物事が人であれば、本音を見抜く力。
人はなかなか本音を出さない、言わない。

相手が上司であれ、部下であれ、取引先であれ、洞察力を持って「相手が言わんとすること」を推察して実行することで、評価が変わってくる。
相手のちょっとした言動や顔色から本音を読み取れるようになれば、普段のコミュニケーションも円滑になる。

では、洞察力は難しいものなのか。
「見えないものを見る」ためには、まず、見えているものを正しく「観察する」必要がある。
観察により得た情報を、個人の主観や思い込み、先入観ではなく「ゼロ」にした、まっさらな状態で物事を見ることで、本質にたどりつく。
また、様々な視点から物事を見ることで、本質は浮かび上がってくる。

少し考え方を変えるとできるのではないのかな。


洞察力の磨き方

洞察力の磨き方は多々あるが、思いついたことは、

①まずは、よく観察する
物事を注意深く観察する癖」をつけることがスタートになる。

②思い込みを取り除く
「思い込みや先入観」を捨てることと、自身の「思考の癖」に気づくことが大事になる。
かと言って、なかなか思い込みや先入観から離れることはできない。まずは、自分の思考から離れて、もしくは逆の思考になることが必要。

③興味を持ち、視野を広げる。
自分に関係ないことでも、まずは興味を持ち、情報を集める習慣をもつこと。多角的な視点をもつことも情報を集める習慣に役立つ。

④疑問を持つ
物事に対して、「なぜなのか?」という疑問を持つことで、その疑問に対して考える。わからいことは、調べたりして、自身の解釈を付け加えていくことで、自身の知識・経験になる。

まとめ

変化の多いこの世の中。見えないものを感じ取り、本質を見抜く「洞察力」は、ますます重要なスキルではないだろうか。

絵を通して、観察力に加えて、洞察力が磨かれていると感じてはいるが、なかなか普段実践できていないのが現実。
洞察力から、リサーチ力、思考力、伝達力につながり、それらは、あらゆる仕事に必要とされている。

絵を描くことや観ること以外にも、スキルとしては身につけることはできる。すぐに習得できるスキルではないが、日々の積み重ねによって少しずつ鍛えていくことにしたい。

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