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不幸になれ 永遠に
悪いことは言いません。
今 これを見ている貴方様、
まずはこちらのMVをご覧ください。
無事に中間考査が終わったので、
My idealである
=LOVE 野口衣織さんのソロ曲
「拝啓 貴方様」
歌詞及びMVの考察(?)を
今更 書きます。
衣織ちゃん本人から示された
ヒントのようなものはふたつ。
① 最期の歌であること
②MVは2人とも“野口衣織”
①はともかく、②にずっとハテナ。
三石監督のMVって奥が深い感じで、
(なんて偉そうな言い方…)
毎回考えながらも途中で挫折してる。
ということで、今回書くにあたって
・MVは「“貴方”」の人物像のみ
・全体的に歌詞からの想像
このふたつを提示(?)しておきます。
文章書き終えての追記:
考察の範疇を超えて、
妄想と願望繰り広げてます アセアセ
※ 血 死 性的 な内容を含みます ※
苦手な方は御遠慮ください。
真ん中に文字置くの
新鮮でおもしろい。
地味な色 彷徨う人
ショッキングピンクの私は
この街には派手すぎる
初っ端から 理解するのにだいぶ時間かかった。
“貴方”と別れて 都会から地元に帰った結果、
流行や空気感の差が戸惑うほどに大きい。
あの頃の“私”の服装や感覚が 今いる場所だと
「この街には派手すぎる」ってこと?とか。
でも私の中でしっくり来たのは、
“貴方”と過ごしていた頃の“私”は
ショッキングピンクのような格好が
周りと違う(=恋愛の仕方も?)としても
「派手すぎる」なんて気づかなかったけれど、
今独りになって初めて 自分の普通が
周りにとっては普通じゃないことだったり
世間のレールから少しだけ外れていたり
そういうことに気づき始めたのかなって。
“貴方”に外見も内面も染められていた“私”を
表してるんじゃないかと思いました。
こんな感じで書き進めます!✒️
まともな考察書いたことないから
自分の感覚でいいや〜ってなってる。雑。
その辺のアノニマス
騒ぐけれど何も聞こえない
ゴミにも血があるのね
( アノニマス = 作者不詳の 匿名の 無名の )
「その辺の」というのは、
文字通りその辺を歩いてる赤の他人や
ネットでご意見かましてるどこかの誰か。
もしかしたら、ここまでの精神状態(?)になると家族や友人でさえもそこに含まれちゃうのかなぁとも。
“貴方”に捨てられたこと
それでも“貴方”ばかり考えてしまうこと
最終的に恋が憎しみに変わったこと…
キラキラした少女漫画では描かれないような感情に対して彼らは口々に「騒ぐ」けれど、「何も聞こえない」ほど“私”は他人の意見なんか興味がない。
「騒ぐ」ことについては、
“私”に直接的に言う人(家族 友人)もいたかもしれないし
“私”のような恋をした人 “貴方”のような人に惹かれてしまった人たちを包括して、「ああいう恋愛は〜」と自分の恋愛観並べるような他人もいたかもしれない
ここはひとつに絞らなくていいかな、、
“私”にとっては“貴方”以外どうでもいい存在(=「ゴミ」)である部外者たちが勝手に口を突っ込んでくる(=「血がある」)ことを鬱陶しく思う一方で、ある意味見放しているような 逆に彼らに構っている精神的余裕なんてないような、とにかく“私”と“その他全て”に一線を引いてる印象。
これがアンセム
邪魔するな正義たちよ
もう最期よ 私の声を聞け
( アンセム = 祝歌 賛美歌 )
意味知ってびっくりした。賛美歌。
“貴方”に別れを告げられてしまったことで、自分の存在意義や生きていく理由を失った悲しみ 苦しみをもって命を絶つというよりも、
“貴方”を失ったこの世にもう用はないからさっさと消えてあっちから呪いますね〜って感じ()で死を選ぼうとしている。
「正義」は、
「自殺してはいけない」
「自ら命を絶つことは間違っている」
というような、世間一般の認識。
でももうそんな世論は“私”にはどうでも良くて、選んだことに口を出されたくない(“私”の気持ちなんて知らないくせに とか思って冷たい目を向けながら)一心で、「正義」を振りかざして 選択を阻む「邪魔」を振り払う、“私”。
“私”の気持ちを拒んだ“貴方”に、
最期くらい「私の声(=アンセム)」を聞いて欲しい。
「声」は、憎しみとか恨みの要素が強いのかな〜って最初思ってたんだけど、大好きだった人に自分のこと少しでも見て欲しい そんなひとりの女の子としての純粋な感情だって少しくらい入ってるはず。
狂おしいほどに愛しくて
狂おしいほどに離れない
ここからサビ!うん、さらにヤバい(ヤバい)。
「狂おしいほどに愛し」い気持ち、私は推しメン以外に抱いた経験がないのですが……(小声)
どんなに負の感情が渦巻いていても、その軸にはやっぱり最初からある“好き”があって。なんか、ちょっときゅんとした。“私”だって、恋する乙女なんだもんね〜〜。ヤバいけどかわいい。
「狂おしいほどに離れない」、“貴方”。
物理的には離れてるはずなので、精神的なことかなと。
言葉 匂い 仕草の癖 好きなもの… そういった具体的な事柄は勿論だけど、もうまるっと“貴方”という存在自体が頭から離れない。
私も全然関係ないはずのことに勝手に推しメンを関連付けてひとりでにやにやしてるから分かる気がする(呪い殺されろ)。
ガラス 紅く汚れちゃって
綺麗になる Radiant
( Radiant = 輝く 晴れやかな )
あ〜〜〜〜〜やってしまったのね…の気持ち。
私 痛いの苦手だからやんわり書きますね()
「ガラス」から、自宅の窓際で もたれながら“貴方”との日々を思い出して自分の腕でも眺めてるのかなぁって鑑識さんの気分になった🔍
「赤く」ではなく「紅く」と表記されるのがすごく好きで、これまた痛い話になってしまうんだけど 鮮血ってredではないと思うから。パーンと光が放たれてるような、明度高めの色のイメージ。ヘモグロビンが多い動脈血。
「汚れちゃって」の直後に 「綺麗にな」り、輝く。
普通の思考じゃ出てこないし歌詞にできない。
拝啓指原莉乃様、毎度毎度天才すぎます。
「汚れて」でなく「汚れちゃって」なのも、
死の計画を現実にした自分への諦めと
引き返せない覚悟がほんのり見える気がする。
私がいなくなった日には
綺麗な蝶々 付き纏う
嫌でも思い出してね
「蝶々」は物理的でなく幻覚的な意味で捉えて、
“貴方”が生活する中でふとしたときに
“私”を思い出すことがあるだろうし、
存在が蘇るきっかけとなるような
そばで過ごした頃の記憶や思い出 を
指原さんは 綺麗な蝶々 に置き換えたのかな、と。
それは否が応でも蘇るもので、
“貴方”自身の記憶や思考だけではなく
そこに“私”の呪いも備わっている感じ。
また、“私”が死ぬことで、“貴方”にとっては
元恋人が自殺した という事実が出来上がって
その衝撃だったり驚きを記憶に植え付けられる。
“貴方”にとって “私” はただの元恋人ではなくて、
強く印象に残る 一生忘れられない存在に
なっていくんだと思う。僅かな後悔も添えて。
あの恋が最後だった
愛か依存か知らないけど
考えたって無駄かも
恋と愛の違い、なんて哲学的な……(絶望)
“貴方”への気持ちが恋だったことを認めつつ、
愛だったという確信はない(or 口には出さない)。
感情を超えてただ存在を求めてるだけ
“貴方”の傍にいるという欲求を満たしただけ
依存ってそういうものなんだろうか…
全国のメンヘラ㌠教えてください。(やめなさい)
でももう「考えたって無駄」。
実際 “私”は“貴方”のそばにいられなくなって、
恋だろうが愛だろうが ただの依存だろうが
もう“貴方”だけを想う“私”になってしまった、と。
「最後だった」 ここが過去形なのも引っかかる。
“貴方”への気持ちは残ってしまっているけれど、
もう恋じゃなくて 怨恨や憎悪の方が強いのか。
傷ついた 胸の痕
同じ回数キスを重ね
補うように混じる
「胸の痕」は行為、そして その度にキスをした。
「傷つ」くような「痕」が残るほどって せぶんてぃーん女子高生にはちょっぴり刺激がお強い気がしますが(考えすぎ)(気にしすぎ)、少なくともそういうことに関して優しい人ではなかったのかなぁと。
“私”と“貴方”が愛を伝え合うというよりも、
機械的に自分の中の何かを満たすような。
「補うように混じる」 は
最初は お互いの願望や足りない感情を
埋め合うイメージを持ってたんだけど、
今は “私”が一方的に“貴方”の存在や体温を
補給するためにしてたのかな と思ってる。
堂々と歩く 私の この花道は
もう一生 止まらないはずだった
ここ、いっっっっちばん好きなの…!
初見から何故かすごく印象に残っていて。
“私”の年齢、
この以前までの歌詞を見ると
10代後半~20代前半のようだけど、
ここまで来た瞬間に20代後半の選択肢も
私の中には急に浮かび上がってきた。
(追記:MVはお酒飲んでるから10代アウトでした)
「花道」「一生」 という言葉が、
もっともっと長い時間を表してるよう。
「もう一生止まらないはずだった」ものが、
自らの意思に関わらず突然閉ざされた“私”。
だからその「一生」を自ら終わりにする。
“貴方”との花道を歩めないなら、
他の道を歩む必要も願望もない。
結果を見るとあまり良くないかもしれないけれど、
私は “私”に 少しだけ憧れたし羨ましく思った。
「堂々と歩く」のも好き、
きっと出会った頃の“貴方”というひとは
“私”にとって憧れの存在だったんだろうし、
そんな“貴方”のそばにいられる日々は
想いが実った自信から堂々としていられた。
狂おしいほどに愛しくて
狂おしいほどに離れない
1サビと同じ歌詞。
繰り返してしまうほどに強い感情と記憶。
“私”が 愛しさと離れがたさ から解放されるには
それこそ“私”がした選択しかなかったんだろう。
肌は赤く染まって行って
綺麗になる Radiant
前半は1サビと変わって、後半は同じ。
「ガラス紅く汚れちゃって」
↓
「肌は赤く染まって行って」
ガラスから肌に、紅は赤になった。
飛び散ったガラスへの“紅”は、
自身の肌を流れる“赤”へと時間が経った。
鮮血は紅く、出血から少し時間が経過したことで
まさにredのような 赤らしい赤になった。
てか相当出てるよねこれ、絶対痛い。
そんな痛みも超越してしまうような感情って
どんなものなんだろう、今の私には少し怖い。
私がいなくなった日には
綺麗な花が咲くのでしょう
嫌でも思い出してね
「綺麗な花」は “私”のお葬式の献花かな、と。
(めちゃめちゃ個人的な意見になるけど、)
“私”は仲の良い同性がいない孤独な子ではなくて、
「頼ってね」と言ってくれるような友人がいながらも
“貴方”とのことに関しては全く頼らず、
負の感情を隠すスタイルを取ってたとしても
おかしくないと思う。
または、
“貴方”に惹き込まれていくうちに
“私”は友人を失っていったか。
強い香りの黒い百合
私に似てる
クロユリの花言葉 : 狂おしい恋 呪い 等
5thであんなに切なくも眩しい存在だった
ダイヤモンドリリーのお友達さん、恐ろしい。
「強い香り」が「私に似てる」 のは、香水?
“貴方”好みの香水を付けることで良い印象を
持ってもらうためだったのかと考えると同時に、
強い香りで纏うことで “貴方”の見ている“私”を
取り繕うような 本当の“私”を見せないような。
“貴方”のそばにいるための行動への必死さを
感じ取るのも間違いではないのかもしれない…
「強い香り」で周囲の虫へ自分の存在感を放つクロユリと、「強い香り」を付けて存在を薄れさせたくない“私”。
「私に似てる」の息の抜き方が好きすぎて、聞く度にすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきになる。嘲笑するような諦めを含むような呼気。
てか近くの中学校に咲いてる花、黒くて珍しいなーって思ってたんたけど考察にあたってクロユリ調べたらまさにそれでびびった。先生方、多分それ植えるところ間違えてます。生徒の恋愛が泥沼化しないことを願う…
届いて 拝啓貴方様
今誰と何をしてますか?
あ、“貴方”に 「届いて」欲しいんだ!って。
アイドルに限らずラブソングには
相手に届いてほしいと願うものと、
届かなくていい 知られなくていい と抑えるもの
殆どの場合はこの2通りに分かれるけれど、
“私”の気持ちは“貴方”に届いて欲しいんだなあ!
そりゃ相当苦しめられたもんなあいつに!(誰)
「今誰と何をしてますか?」は、
YouTubeのコメ欄に、“貴方”を遊び人と定義する側の意見を見掛けることが多くて少し迷った。
だって遊び人だったらこんなに一途に苦しく思えなくない…?分からんけど私は無理です…
“貴方”は“私”のこと、僅かな期間だとしても
ちゃんとひとりの人間として愛してたんじゃないかな。むしろ愛してた事実よ、存在してくれ。
MVだと確かに抱き合った後に冷笑しながらその場を去るシーンがあるから、遊び人とする考察はめっちゃ頷ける。
だからこそ「今誰と何をしてい」るのか分からない。
でもさ〜〜〜〜〜〜〜!(粘る私VS遊び人説)
なんかやだ。ここまで来て理論大崩壊なの申し訳なくなるけど嫌だぞ私は、“私”があまりにも不憫すぎるし報われた時間があって欲しいんだ…
どっちにしろ、「今誰と何をしてい」るか、
きっと文字通りの気持ちではなくて。
“貴方”の行動を把握出来ない不安があって、
“私”以外の誰かと過ごしている時間があるなんて
知りたくないけれど 疑問形で投げかけて、
皮肉を込めた言葉なのかなって。
私からメッセージ
「不幸になれ 永遠に」
野口衣織ちゃんにこう言われるたび、オタクは
幸せになってしまう矛盾。呪い殺され隊。
(真面目に書いてください。)
6th「ズルいよズルいね」との ある意味の対比。
「不幸になってほしいなんて思ってないよ
だから 幸せにはならないで」
こんなの“私”からすると綺麗事でしかない。
ただ6thの主人公が偽ってる訳でもなくて、彼女は彼女なりの感情を元恋人に対して抱いてるんだろうな… 曲中の人物に思うのも変な話かもしれないけれど、絶対に彼女にも幸せになって欲しいとずっと願ってるよ…。
永遠に不幸になって欲しいと強く願ってしまうほど
相手に染まって求めてしまう恋なんて、
私にはまだまだ遠い気がします(オタクvoice)
私は今日も暗い街で
貴方のために歌ってます
貴方だけを想い
そう 笑ってます Majestic
( Majestic = 堂々とした )
「暗い街」から、向こうに行ったことを察した。
「貴方のために」 の 「ため」、
“ 私が貴方のそばに居た方が幸せなはず。
来世でまた出会って次こそは
私とふたりで幸せになってくださいね ”
そういう解釈でいいのか…?自信ない。
生きていたときは胸が苦しかったけれど、
空では「堂々と(Majestic)」呪い恨めるから
“貴方”の不幸を嘲笑いながら見ていられる。
堂々と歩くはずだった花道を外れた結果、
堂々とその相手を呪うことにした。ひゃあ。
私の花道は此処まで
驚くお顔が 楽しみよ
花道と人生に終止符を打った“私”。
“貴方”は死ぬなんて思いもしていないだろうから
その事実を聞いたらとても驚くんでしょう?
(→ 衝撃と共に“貴方”には蝶々が付きまとう)
「驚くお顔が楽しみ」なのは、私を選ばなかった
“貴方”のことを心の底から恨んでいるから。
来世だって絶対会いましょう
生まれ変わって出会った後、
来世こそ“貴方”と一生添い遂げるのか
今世の恨みを晴らす行動に出るのか
衣織さんのライブでの表情を見ると、
おそらく後者なんだろうな と思わせられる。
来世でまた出会った“私”と“貴方”は
どうなっちゃうんでしょう…
取り留めのない終わり方ですが、以上が
私なりの歌詞考察(&妄想と願望)です。
テスト期間 登下校中にイヤホンで何度も聴いて
少しずつ読み解けて行く感じが
すごくすごく楽しかったんだーー!🧏🏻♀️
これを書きながら、
“私”にいつか幸せになってほしいと
“貴方”に一途だった事実があってほしいと
願いまくってる自分の存在に気付きました。()
そして、過去一オタクな文章になってしまった
「超見たい。」の記事でも書いたんですが…
私がMVを見て最初に思ったことは、
「彼女を助けてあげたい」 でした。
同時に「私には助けられない」とも。
いちファンである私がこんなに考えたんだから、
衣織ちゃんは到底想像もつかないほどに
歌詞の内容.歌い方共に沢山沢山悩んだと思う。
憑依型と言われることが多いけれど、
天性の才能に加えて努力を積み上げてこそ
いろんな表情を魅せてくれる訳で。🌱
ありがとうでいっぱいだ〜〜〜〜〜ッッ
拝啓 野口衣織様
幸せでいてね、これからもずっと。
(歌詞全無視)