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ホワイトリングを購入した話

最近、ホワイトリングを購入しました。自分の、お守り用に。
アロマンティックのシンボル=左手の中指につける、白い指輪・・・だと知ったので、今まで指輪なんて買い求めた事なかったけど、Amazonでポチっと。ピンクゴールド下地に、白いラインが入った白い指輪です。白い指輪だったら、材質等は問わないみたいなので「自分のお気に入りになるものが欲しい」と考えて探しました。

元々は、アセクシャルのブラックリング(エースリング)が最初に作られて「アロマンティックにもエースリングみたいなの欲しいよね」ってなって、ホワイトリングが作られたそうです。もちろん、白い指輪・黒い指輪をしてる=アロマンティック・アセクシャルとは限らないですけど、分かる人だけには分かる暗号みたいで、ひっそりとアピールしたい人にはうってつけだなと思いました。
私が自認しているのはアロマンティックアセクシャルですが、今回ブラックリングは購入しませんでした。私的にはアロマンティックだからアセクシャルという感覚が強いからです。もしもアロマンティックではなくなったら、アセクシャルでもなくなるのかなと考えたりもしますが、そんな自分の将来は全く想像できません・・・。

指輪を用意したからといって、日常的に身につけるという事は、今のところしていません。指輪NGな職場ですし、今まで指輪をはめる習慣がなかったので、不慣れというのもあります。もしも必要だったら、指輪を首から下げる為のチェーンを用意するのが良いかも・・・と考えている程度です。
目に見える場所には置いておいて、気が向いた時にはめてみたり・・・。今はそんな感じで個人的に楽しめれば良いかなという感じです。

でも、左手の中指にホワイトリングをつけて、それを眺めていると、何となく不思議な気持ちにおそわれます。今まで自分の中にしかなかった感覚が具現化されて、自分の指にはまっているような。ホワイトリングが生まれたという事自体、自分以外にも「恋愛感情がわかない」人達がいるという証明でもあるからでしょうか。勇気づけられるような、認めて貰えたような心強さを覚えました。

ホワイトリングは常に身につけて置かなければならないものでも、ないと困るものでもありません。ただ、あれば心強い。お守りって今まであまり信用していなかったけど、いいものですね。お守り1つで自分自身の気持ちが良い方向に向かうなら、安いものだと感じています。

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