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映画「火花」を観て

こんにちは。kazです。今回は、映画「火花」を観たので、記事にしていこうと思います。暇つぶしにどうぞ。

2017年公開の映画で、ご存知の方も多い作品だと思います。お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が執筆した小説の映画化です。netflix限定で、ドラマ化もされている作品です。

内容は、若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永は、営業先の熱海の花火大会で先輩芸人・神谷と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。その奇想な芸風と人間味に惹かれ、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、その代わり「俺の伝記を作って欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴る。2年後、徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会する。二人は毎日のように呑みに出かけ、芸の議論を交わし、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。そして、そんな二人を、神谷の同棲相手・真樹は優しく見守っていた。しかし、いつしか二人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める―「笑い」に魅せられ、「現実」に阻まれ、「才能」に葛藤しながら、「夢」に向かって全力で生きる二人の10年間の青春物語。(Amazonの紹介から引用しています)

徳永役を菅田将暉、神谷役を桐谷健太、真樹役を木村文乃が演じています。この映画を観ていて、名前を知っている芸能人の起用が多く観られたので、あの芸人が出てるんだとか、発見があって面白かったです。

今売れている「3時のヒロイン」やジェラードンといった芸人やゆきぽよやビズリーチのCMで徐々に注目度が上がっている吉谷彩子なんかも出てきており、この映画をキャスティングを行った監督の敏腕っぷりがすごく表れているのが良かったです。

その監督がなんと俳優・板尾創路がやっていることがとても驚きです。俳優としての力は申し分なく知っていますが、まさか映画監督としての才能があったなんて知りませんでした。もしかしたら、過去にも監督やられてたんですかね?もし、知っている方がいらっしゃったらコメント頂けると嬉しいです。

題名「火花」について少し書こうと思います。火花自体は物語最後に出てきます。徳永と神谷が久しぶりに出会い、とあることがきっかけで時期外れの花火を見に行きます。そこで、火花というか花火を見るんです。

まあ、なんですかね、2人のこれからの笑いの花火が打ちがった、明るい意味合いを持っていると思います。また、火花は言えば火は灯っているもののあまり輝いていない。しかし、花火は火が灯り、多くの人を魅了し、注目を浴びている。その例えを借りると、売れないしがない芸人である2人を火花と捉え、最後の花火はこれから彼らの前と明るい未来が待ち受けていることを暗示していると考えます。

面白い作品でした。最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

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