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アフター6ジャンクションに出てきたよ

ライムスター宇多丸さん、宇垣美里さんが出演の火曜日のアフター6ジャンクション、「『映画駄話シリーズ』マ・ドンソクから始める韓国映画の脇役入門 特集 」というコーナーに出演してきました。

宇多丸さんがハイロー、そして源治、そして小林直己さんが好きってことで、そこ絶対に言及して帰ろうと思ったら、ゲストとして着席する前に、もうその話になっていました笑。

台本ができるまでに作家さんとの打ち合わせも綿密にあり、きっちり三つの項目に分けて進んだので、かなりやりやすかったです。

それと、これまでにCINRAで「パラサイト」に至るまでの韓国映画の変遷、ユリイカではソン・ガンホとマ・ドンソクについて、そして今月の24日に発売のサイゾーでは韓国ノワールについての変遷についてを書いていたので、その3つの記事で考えた見立てなんかが非常に役に立ったなと思いました。

やっぱり、こういう風に、何かのお題をもらって、それなりに時間をかけて映画を見直したりすると、考えがまとまっていいものだなと。

もちろん、今回、ラジオに出るということでも、脇役が出ている作品をたくさん見返しましたし、最近の「エクストリーム・ジョブ」「EXIT」そして「ガールコップス」なども見て、韓国の脇役、そして映画自体の未来なんかもちょっと見えたきがしました。

そして今回思ったのは、改めて「最後まで行く」を見て、やっぱり私チョ・ジヌンさん好きだわということ。「毒戦」を見ても思っていたし、その昔もホームドラマでも見ていたけれど、「最後まで行く」の不死身感は、チョ・ジヌンさんならではという感じがしました。

不死身というキーワードに「それ源治やないかい!」とミルクボーイ風に宇多丸さんが突っ込んでくれたのがうれしかったです笑。

また、脇役にチュ・ジフンを入れるのはどうかと思ったのですが、「宮~Love in Pakace」でデビューして、まあそれはすごい人気ものだったジフニが、兵役を経て、「アシュラ」や「工作」で脇役として灰汁の強い先輩俳優に食らいついているその感じを話したいと思って、あえて脇役として紹介しました。

特に「アシュラ」のあの役は、30代後半でないとできないものであり、30代後半の若手俳優(というにはあれですが)は、韓国のみならず、日本であっても、なかなかその年代にあった役に出会いにくいという現実があると思います。そんな中で、こういう役回りがあったか!と思わせてくれるものだったと思います。

最後の最後に、香港ノワールについて語るのもいいのではないかと宇多丸さんが言ってくれたので、また機会があれば香港ノワールもたくさん見返したいと思います。あまり広げすぎると大変なので、ジョン・ウーとジョニー・トー、くらいからがいいのかもしれません。ノワールが多いわけではないけれど、アンドリュー・ラウもありかなと思いますね。

しかし、普段は家で文章書いてるか、外に出て取材してるかなので、自分が聞かれて生放送で話すということは、かなりいつもとは違う神経を使う感じで、興奮状態で朝になっても寝付けませんでした。これを毎日やってるってみなさんすごいな…。まあ、日常になってくるとまた違うのかもしれない。もっと言えば、ライブとかで人前立ってる人とかそれ以上だろうな。


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