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【作品紹介】青とラメの組み合わせっていいよね

こんばんは。今日はCafe & Dining Bar YUZURIHAに先週から展示していて、数時間前にお客様のことへ旅立った絵画作品『潮』について書きたいと思います。売れた経緯?についてはこちら→作品をご購入いただきました

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この作品は、昨年の12月末か今年の1月中旬頃に描いた(??)ものです。この作品は画材のお試しのために作ったもので、その時描いていた作品に使う画材たちをいい塩梅に塗ってやろうと思って作りました(なんか日本語へん)

もともとの『潮』ではない本制作の作品は、「魚が水槽に囚われるように、人間が海中の”空槽”に囚われたらどうだろう」という思い付きから生まれた作品。バイト帰りに歩いていたら、あるお店に置かれた水槽に”ジャストサイズ”の巨大な魚が入っているのを見て、「とても狭苦しいけれど、あの魚はあの水槽から出たら死ぬんだよな」と思ったことがきっかけでした。※久々に見たら、大きい水槽に移されてました

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海中ということで安直ですが、ウルトラマリンやターコイズ、一部界隈で有名なマツダブルーに様々な緑、ミネラルバイオレットなど青みのある色をメインに、暗さを出すために赤などを塗り重ねたのが本制作。その試作である『潮』は、青系をメイン、塗り重ね、青と相性がいい(と勝手に思っている)シルバーのラメを乗せました。他の試作でゴールドラメを塗り重ねていたので、『潮』の方はシルバーのみを用いて海水の冷たさを表しました。

また、シルバーのラメを全面に塗るととてもまぶしい(目が痛い)ので、一部に塊として載せたり、点描のように乗せたりして、海中にあるであろう様々なエレメントを示唆しました。

(個人的に、深い青にシルバーは清廉で気高い印象がありますし、深い青や紫にゴールドはめちゃめちゃゴージャスで華やかで重厚で高級感のある印象があります。ついつい乗せちゃいます。)


それから、この『潮』は額装にもこだわりました。画材店や100均やインテリアショップを渡り歩き、見つけたのがこちらの額。

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最終的に4点からこれに絞りました。額と作品の間に入るマットの色合いも、白、黒、チャコールから選んでこれになりました。白では余白がありすぎ、黒は高級感ありつつ主張が激しすぎ、ということでチャコールに。

『潮』をご購入いただいたお客様にも、「額が絵の雰囲気にとてもあっている」と言っていただけて、額縁を探し回った甲斐があったと思いました。


今後も、作品制作はもちろんのこと額装にもこだわっていきたいと思います。

書くことがなくなってしまったので(書きたいことまとまらないので)今日はこのへんで。ここまでお読みいただきありがとうございました。


作品情報

タイトル 『潮』

制作年 2020年

使用画材 キャンパスペーパー、油彩

額縁 「ベルリン」インチサイズ

販売額 売約済み

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