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短い言葉を武器にする

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2019年12月刊行のビジネス書『短い言葉を武器にする』(弓削 徹、フォレスト出版)の内容の一部を公開します。 力強いワンフレーズが人を動かす! 言葉の使い方を変えるだけで … もっと読む
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記事一覧

ブレインストーミングを成功させる方法

 会議に参加した人がその場でアイデアを出し合うブレインストーミング、いわゆるブレストは広…

相手に選ばせる・決めさせる

 たとえ部下であっても、頭ごなしの命令は通りづらい時代です。私自身が20代の頃を振り返って…

提案にネーミングすると注目される

 キャッチコピーと似ているけれど、やはり違うのがネーミング。  商品やサービスにおいて、…

正面から否定せずに反論する

 声が大きいだけの人の意見、あるいは現場感覚がなくなっているのに以前のように意見を押しつ…

他者にさえぎられずに発言をする方法

 短いフレーズで話すことの一番の効用の1つが、他者に発言をさえぎられづらいという点です。…

相手の意見を誘導する

 コンサルタントやコーチングの指導には、本人が自力で回答にたどり着くように仕向ける手法が…

芸人さんのようにツッコむ

 最近のお笑いを見ていると、ボケよりもむしろツッコミで売れた漫才コンビが目立つような気がします。特に、ツッコミ担当の芸人が番組MCに抜擢されていくという流れもあるようにも感じます。  そもそもツッコミとは、非常識な発言やボケ、失敗に対して発動されるものであり、十分に常識がある人の役割です。つまり、ビジネスの現場で求められる当意即妙(とういそくみょう)なコミュニケーション力との親和性がとても高いのです。  とはいえ、芸人のように鮮やかなツッコミを繰り出すのは難しいのではないか

発言のハードルを下げる

「発言する以上は、気の利いたことを言わなければならない」というプレッシャーを感じる人もい…

相手のニーズを知って合わせる

 コピーライターが商品のキャッチコピーを書くとき、ターゲットに合わせて言うことを変えると…

具体的な数字を入れて話す

 私は文系で極端に数字に弱く、算数のテストで小学5年生に負ける自信があります。そのため、…

キャッチコピーの発想技法を活用する

 コピーライターが普通の人と決定的に違うところはアプローチの引き出しが多いということだと…

論理的に話せばいいというウソ

 説明上手とされる池上彰さんは、日本語を日本語に翻訳するというテクニックを使うことがあり…

短いパワーフレーズはこう作る

 本書の核である、強く短いフレーズを作るには、言いたいことの本質や結論などを考え、シンプ…

コピーライターが実践するフレーズ思考

 コピーライターの仕事とは、「ぜひ買いたい」とお客さまに言ってもらえるキャッチコピーを書くことです。そのためには、どのメリットをどう書けば購買行動につながるのか悩みます。  注目される、今までなかった新しい表現を、と模索するのですが、強い言葉を書いたからといってモノが売れるとは限らないのが辛いところです。  それに、キャッチコピーは短くなければなりません。長ければ、読んでもらえないのです。だからコピーライターは、絶対に伝えたい要素以外を捨てます。こうした苦労が実り、商品が売