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The end of their life. 092   チェット・アトキンス

The end of their life. 092
 
チェット・アトキンス(Chester Burton Atkins)
(1924年6月20日-2001年6月30日)
アメリカのギタリスト。
アメリカ・テネシー州ラットル生まれ。

カントリーミュージシャン。
カントリーに限らず、ブルース、ジャズのエッセンスを採り入れたスケールの大きな音楽性で、スタジオ・ミュージシャンとしても活動。エルヴィス・プレスリーの『ハートブレイク・ホテル』『ハウンド・ドッグ』でも彼のギターが聴ける。
 
ジョージ・ハリスン、スティーヴ・ハウなど後進のロック・ギタリストにも影響を与える。 
 
独自のピッキング・スタイルは我流。マール・トラヴィスやレス・ポールの演奏を聴きながら独自の奏法を習得する。その奏法でコンサートの客からの『ヤンキー・ドゥードゥル(アメリカ独立軍歌)』『ディキシー(南北戦争時の南軍の軍歌)』のリクエストがぶつかり言い争いになり、チェットは「では2曲同時に弾きましょう」と言い、2つのまったく別の曲を同時に弾いて見せたという。
 
また、グレッチとエンドーズ契約し、「6120」や「ホワイトファルコン」などの名器を開発した。
 
生涯において、13作品でグラミー賞を受賞。1993年にはグラミー賞の生涯功労賞も受賞した。
 
2001年6月30日、癌のためテネシー州ナッシュヴィルで死去。77歳。

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