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The end of their life. 049

岡晴夫(おか はるお)
(1916年1月12日-1970年5月19日)
歌手。
千葉県木更津市生まれ。
 
歌が嫌いな小学生だったが、先生に人前で歌うことを勧められて歌に目覚める。
 
16歳で上京し、万年筆屋の店員や流しをしながら歌を勉強し1938年に歌手デビュー。『上海の花売娘』『港シャンソン』などのヒットを飛ばす。
 
戦後は、彼のリーゼントや明るい歌声が時代とマッチして『東京の花売娘』『啼くな小鳩よ』『憧れのハワイ航路』などが大ヒット。「オカッパル」の愛称で親しまれ、近江俊郎・田端義夫とともに「戦後三羽烏」と呼ばれた。
 
多忙な毎日から体調を崩し、ヒロポンに手を出すようになってから、奇行や声のかすれがおこり、人気に翳りが見え始める。再出発を試みるも病に伏せるようになり、1970年4月、「帰ってきた歌謡曲」の公開収録直前に倒れ入院。同年5月19日、肝臓がんのため東京千代田区の病院で死亡。54歳だった。

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