【大切な人 #1】お母さん。あなたの育て方は大正解でした。

こんにちわ。

今のわたしが存在するのは
今まで出会った方たちのおかげでしかありません。

なかでも大きく影響を受けた”トップ５”の人がいるのですが
本当に人生かけて恩返しをしたいと思ってます。
（出会った方の全てに感謝してるし、消して順番とかはないのですが。
　わたしの考えのベースになっている方という意味です。）

今日は、その中の1人である
わたしのお母さんの話をしたいと思います。

母の教え

わたしは5歳から車椅子生活をしてますが
車椅子ということを意識せず生活できているのは
母の教えのおかげなのです。

「車椅子でも負けずに生きていきなさい。」
「体で稼げないんだから、頭で稼ぎなさい。」

そんなことをよく言われていた記憶があります。

学校も全て普通学級に入れてもらい、周りは”立っている”友達ばかりで、
みんな”牧野美保”として付き合ってくれます。
何なら車椅子ってことを忘れられすぎて、階段道を進もうとしたとき、
「ちょっと待って！」とわたしが止めることもありました。笑

ただ中学校までは毎日母に送り迎えをしてもらってたり
3人兄弟の末っ子で、甘やかされて育ったのもあり
今思い返せば、ずいぶんと家族に支えられてたなと思います。

あなたが可愛いからよ

車椅子ユーザーの皆さま。
街を歩いていると、すれ違う人に注目されませんか？
特に子どもとすれ違ったときなんて「車椅子だ！」と大きな声で叫ばれたりもします。

それを嫌だなって思ってる方も多いんじゃないでしょうか。
わたしも気分が凹んでいるときにそんなことを言われると
「だから何？」みたいにツンツンしてしまうこともあります。

ただ、母が小さい頃からず〜っと言ってくれていた言葉が大好きで。

「みんながあなたを見るのは、あなたが可愛いからよ」

ね？ほんといい母でしょ？
この言葉に今もどれだけ救われていることでしょう。

まぁただの親バカなのかもしれません。笑

親の離婚

少しプライベートな話になりますが
両親はわたしが20歳になる頃に離婚をしました。

どちらかというと家族を守るための決断だったので
離婚してくれて”ありがとう”という心境です。
（これを円満離婚といっていいのかは不明ですが。笑）

高校生になった頃からは、友達や彼氏との時間が楽しくて
通学も電車通学に変え、母との時間が少し減ってしまったけれど
いつもわたしの人生を応援してくれる母に変わりはありません。

そんなずっと子供優先で生きてきた母に対して
離婚してからは母の人生を大切にして欲しいって心から思いました。

今までたくさん助けてきてもらった分
恩返しがしたい気持ちが大きくなりました。

母と初めての衝突

そんな、何でも応援してくれる母と初めて衝突をしたのが「1人暮らし」でした。

大学3年生の頃に、部活の朝練や通学が面倒になってきて、1人暮らしがしたいと思い始めたのです。
勇気をだして母に相談をしたら、まさかの反対。
反対というか、心配する気持ちが大きかったんだと思います。
生活力や金銭的な意味も含めて。

けど、どうしても自立して生活をしてみたかったわたしは

「どうやったら生活できるか。」
「いくら必要でどうやってやりくりするか。」

全て書き出して、もう一度母に持ちかけます。
というか「これだったら大丈夫でしょ。もう家探してるからね。」
っていう勢いだったと思います。

そんなわたしをみて、何を言っても聞かないなって思われたのか
「好きにしたらいいんじゃない。」という言葉をもらいました。
そしてたくさんの人のサポートもあり、無事に1人暮らしをスタートすることができたのです。
（当時、母とわたしの2人暮らしだったので、ちょっと寂しさもあったんだと思います。）

最強で最大のフォロワー

そんなわたしにとって家を出たことは
とても重要な人生のターニングポイントになりました。

1人暮らしをしたことで、友達との関わり方、バイトとの出会い、就職活動への取り組みなど、さまざまな部分に影響がありました。
本当に、あの時ちょっと強引に押し通してよかったなと思います。

そこから社会人になり、相変わらず何でも挑戦するわたしに対して、
その度に母は少し心配そうな顔をしながら

「あなたがやりたいようにやりなさい」

といつも応援してくれます。
そして最終的に何があっても"母がいるから大丈夫"と安心させてくれます。

そんな母へわたしは恩返しがしたくて。
母の支えになりたい。
老後の人生を楽しく生きてほしい。
いつか離れてしまう時も、もう大丈夫だよって安心してほしい。

そしてわたしが母を思うように
わたしのことを思ってくれる存在ができたら幸せだなと思います。

たとえそれが自分の子どもや家族じゃなくても
”仲間”や”友達”でもいいんじゃないかな。

皆さんも大切な人には感謝を伝えてください。
そして受けた恩を、その人じゃなくてもいいので
誰かに与えてみてください。

「ペイフォワード」です。
（ちょこちょこ映画ネタはさんですみません！笑）

そうしたら、この世界は”幸”で溢れるんじゃないかな。
これ、本気で信じてます。

それでは、今日はこのへんで。
まだ次回、お楽しみに！！！

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