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連載③「miitの中の人」田中 康寛

こんにちは!
miitの中の人シリーズ3人目は、田中康寛(たなかやすひろ)です。


私は、コクヨという文具・家具メーカーで働き方の研究やコンサルティングをする傍ら、株式会社ナムフォトでmiitの企画に携わっています

今回は、私がなぜmiitに力を注いでいるのかお話したいと思います。

まず、miit開発に参画した理由が生まれた7年前、私が社会人になって間もない頃に遡ります。

イスを作りたくてコクヨに入社し(なぜイスなのかは長くなるので今回は割愛します…)、その企画に従事していた私は、働くこと自体がとても好きでした。


そして、働くことだけでなく、呑むことも好きで、サラリーマンの溜まり場、新橋や品川によく遊びに行ったものです。
いろんな社会人の方々と飲みに行かせてもらって楽しい日々でした。
ただ、たまにもやもやした不思議な感覚に襲われるのです。

それは、仕事の話題になると、楽しい話より苦しい話のほうが盛り上がるとき。(もちろん、ポジティブな話や夢の話もたくさんあり、大枠楽しい時間でしたが笑)

さらに、居酒屋の別の部屋に目を向けると、「上司がうざい」「部下がダメだ」「うちの会社は…」みたいな会話でアルコールを嗜む光景。


もちろん、ストレス発散のために不満を愚痴るのは大事…!
でも、せっかくなら楽しさをつまみに盛り上がるグループが増えるといいなあと切に思ったのです。
(なんだか偉そうなこと言ってますが、私もイライラが募ると愚痴愚痴するときもあるので、半分戒めです笑)

そんな違和感を感じながら、仕事に楽しい体験が増えるにはどうしたらいいのだろう…と妄想していたとき、
運良くコクヨで働き方や仕事観の研究に携わることとなり、
そのころから「『働く=楽しい』を増やす」をモットーに働こうと決めたのでした。


ちなみにこれは、世の中を良くしたいという社会視点だけでなく、むしろこの活動自体が私にとって「働く=楽しい」になりそうだと思えたからです。半分自己満足なのだと思ってます。

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「組織」の働き方を設計するその仕事は、私にとってとても有意義です。
しかし、それに加えて「個人」や「小さなチーム」にも目を向けたいという欲が徐々に湧いてきてしまうのです。

そんなとき出会ったのが、ナムフォト代表の楢さんとmiitの構想(そのころは名もなき状態)でした。
話をすればするほど、その構想が私のモットーとマッチする感覚を覚え、miit開発に参画したというわけです。

ちょっと長くなりましたが…
一人ひとりの「働く=楽しい」を増やしたい!というのが私がmiitに携わる理由です。

そんな私のmiit推しポイントは、
自分の心の動いた瞬間(写真)で対話できるところ!

仕事は一緒にしているけど、その相手の興味や思いがよく分からないなと感じることありませんか?
しかも最近はコロナ禍でリモート会議でしか会わないから、共通の話題が見つからない、なんてことも…

私が先ほどのポイントを推したのは、この状況を打破しやすくなるからなのです!

なぜか。


まず、miitは「写真」を対話のネタにするので、言葉では表現しにくい情報も伝えたり感じたりしやすく、対話が活性化するから。

そして、各メンバーの心が動いた瞬間を撮影した写真を対話に使用するので、対話自体が仲間の興味や思いを深く知ることになるから、なのです!(むしろ、対話が終わったら、共通の話題がたくさんできているのです!)

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実際、miitを使ってくださったチームでは、「そんなこと考えてたんだ!」「同じ興味を持ってたんだ!」と仲間に新たな発見をする方がとても多いです。

さらにさらに、そういった仲間にもらったコメントから自分の特徴を再発見できるのもmiitの面白いところです。

働くのが辛い理由のトップが人間関係とも言われる昨今、
miitを通じて、「働く=辛い」が「働く=楽しい」に変わる人を1人でも増やしていきたいと思います!!


余談)
以前「今日の新発見」というテーマで撮影した写真はこんな感じでした。
ざっくり、私はこんな人間です。笑

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