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女子サポ的2019年シーズン振り返りレビュー [最終節]~You'll Never Walk Alone~

皆様こんにちは、FC東京サポのmiisaです。

2019年シーズン振り返り第8弾の最終回となります。

★第7弾はこちら

いよいよ戦いは最終節のマリノス戦を残すのみ。

勝ったほうが優勝!という展開には持ち込めませんでしたが、4点差以上の勝利で優勝に手が届く東京。周りからは「さすがに優勝はマリノスでしょ」と言われ続けました。もちろん圧倒的にマリノス有利。でも、東京サポは、少なくとも私の周りは諦めてる人はもちろん誰もいなくて、むしろ「4点差…いける!」みたいな人多数。ゆえに、浦和戦からマリノス戦までは何とも言えない盛り上がりを見せた一週間でした。ほんっとに優勝することしか考えてなかったし、ほんっとに楽しかった。チケットも日産では経験したことないくらいの争奪戦になり、超満員の中での試合が予想されました。いや、マジで日産で前日にシート貼りしたのは初体験だった(笑)明日ここで優勝が決まるかもしれないと思うと感慨深くなったりして…本当に優勝するために日産に乗り込んだ一戦でした。

ということで、自分たちで優勝を奪い取るべく挑んだマリノス戦をLet's プレイバック!!

◆最終節 12/7(土) 横浜Fマリノス戦◆

チケット完売。舞台となった日産スタジアムには両チームのサポーターとメディアが押しかけ、まさに優勝決定戦にふさわしい雰囲気となりました。この超満員の観衆を味方につける逆転劇を演じたいところ。最後に笑うのは俺たちだ!!

そんな最終節のスタメンはこちら

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サブメンバー:児玉・岡崎・三田・インス・大森・原・田川

前節の浦和戦でディエゴが負傷。しかし4点以上の得点が必要ということで、洋次郎を前に上げてより攻撃的な布陣に。その影響でサンホもスタメンに戻ってきました。同じく浦和戦で永井さんも肩を負傷しましたが、メディカルからOKが出たとのことでスタメンで出場。無理はしてほしくないですが、ディエゴの分まで点取ってほしい…!と思ってしまうファン心理の複雑さ。さらに、浦和戦でまさかの累積4枚目をくらってしまった室屋が最終節を出場停止に。大事な一戦で彼がいないのはかなり痛いですが、ここまで諒也の穴を埋めてくれていたジェソクに期待。(成はしっかり反省すること←)サブメンバーも守備のバックアップは最小限に、攻撃的な選手が名を連ねました。

さぁ、いよいよ運命の90分間がキックオフ!

最初に一発かませれば充分に勝機が見込めた東京。立ち上がりからアグレッシブに攻めますが、最後の部分でズレが生じて仕留められず。いつものメンバーでいつもの布陣での戦いが出来ないアドバンテージが、僅かですがあるように見えました。

一進一退の攻防が続く中、ティーラトンのシュートブロックに入ったキャプテン東の足にリフレクションしたボールが、そのままゴールに吸い込まれてマリノス先制。東京にとってはアクシデントのような失点になってしまいました。ボールの行方を見送ったキャプテンが、しばらくその場から動けないでいた姿にグッときましたが、まだまだ時間はある。サポもチャントを止めず、より大きな声でチームを鼓舞しました。まだ諦めない

しかしその後も決めきることはできず、逆に前半終了間際に追加点を許し、0-2で試合を折り返します。

なんかね、正直言って冷静に考えたらもうこの時点で4点差つけて優勝って難しいと思うのよ。でもね、なんかハーフタイムでもまだいけるって思ってたのよね。不思議なんだけど。それだけピッチで戦う選手たちを信じてたってことなのかな。なので「あと6点コール」も普通に楽しくやってました。ひっくり返すつもりだったんだよ、本当に。本気で。

後半も、60分過ぎに相手GKの朴が退場になって数的有利になったときは、東京に風が吹いている!とも思ったんだけどなぁ。やはりサッカーはそんなに甘くなかった…

77分にさらに得点を許して0-3。シャーレを掴むためには、ここから7点が必要な展開になってしまいました。それでも、最後まで必死にゴールを取りに行く選手たち。そんな選手たちを目の前に応援を止めるなんて、諦めるなんて出来なかった。東京の選手たちを信じて、最後まで歌い続けました。

そしてそのまま0-3のスコアで試合終了

一番見たくなかった景色を目の前で見届けることになってしまいました。

悔しいという言葉ではとてもじゃないけど表しきれない感情…。でも優勝の可能性を残して最終節まで戦い抜いたシーズンは初めてでした。優勝にはあと一歩手が届かなかったけれど、見たことない景色をたくさん見れた。優勝争いの厳しさと楽しさを知った。2位で終わる悔しさも味わった。そんな盛りだくさんな一年間を過ごせたのは間違いなく、ここまで必死に戦ってくれた選手たちのおかげです。

そんな選手たちを、最後は「ユルネバ」で迎えました。

今シーズン新たな意味合いがプラスされた、歌い慣れた曲。この歌が選手とサポーターの距離を縮めてくれました。勝利への欲望を掻き立ててくれました。勝利の歌へと進化したこの曲を、今季初めて、励ましや労いの意味を込めて選手たちに送りました。悔しさをグッとこらえて、歌うサポーターたちをしっかりと見上げていた選手たち。洋次郎くんはサポーターの前に来るときに、ごめんと手を合わせて謝っているように見えました。でも全然謝ることなんてなくて。「本当に素敵なシーズンを過ごさせてくれてありがとう、お疲れ様」が少しでも伝わっていたらいいなぁと思います。

このユルネバを、この日のことをずっと忘れない。

最後に、横浜Fマリノスに携わるすべての皆様。改めまして、2019年優勝おめでとうございました。2020年も一緒に優勝争いできたらいいなぁ。まぁもちろん、今度こそ勝つのは東京ですけどね!


ということで、この最終節の振り返りを持ちまして、2019年シーズン振り返り記事完走です!こんなに真面目にひと試合ずつきちんと振り返ったのは初めてでした。すごくすごく楽しかった!!!!

最後まで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

2020年はどんなシーズンになるか楽しみですね。YNWA!