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女子サポ的2019年シーズン振り返りレビュー [第26節~第30節]

皆様こんにちは、FC東京サポのmiisaです。

2019年シーズン振り返り第6弾となります。

★第5弾はこちら

いよいよ始まった前人未到のアウェイ8連戦。ゴール裏では毎試合新曲チャントが歌われたり、クラブはアウェイ限定フラッグを用意したり、積極的に自分たちから楽しんでいくスタイルを作っていけたのはすごく良かったと思う。アウェイにも応援行きたい!って思わせてくれました。スタートの2試合の結果は悪くなく、まずまずの滑り出し。ここで振り落とされなければ、確実に優勝が見えてくるぞ!

そんな第26節から第30節をLet's プレイバック!

◆第26節 9/14(土) 鹿島アントラーズ戦◆

アウェイ連戦3試合目

前半戦は3-1ととてもいい感じで勝利をしました。相変わらず強かで怖い相手ですが、最近東京にとっては悪いイメージもあまりない鹿島。1位2位の直接対決で再び天王山となり、ここでダブルを喰らわすことができれば優勝がグッと近づく一戦!

そんな鹿島戦のスタメンはこちら

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サブメンバー:児玉・岡崎・三田・アルトゥール・ジャエル・サンホ・田川

スタメンは前節の名古屋戦と変わらず。固定スタメンからの交代メンバーでどれだけ違いを出せるか、がカギになりそう。

ある程度の気合と自信を持って挑んだ試合でしたが、結果は0-2

終わった後なら何とでも言えるけど、本当に内容は悪くなかったんだよなぁ…ただ得点だけがすごく遠い試合でした。前半2分にセットプレーで先制されるものの、しっかりと自分たちのストロングを意識して戦えてたと思うし。後半は特に、気持ち入れ直してきたのが伝わるくらい攻めてたんだけどなぁ。それでも決められず逆に追加点を奪われてしまい、決定機を逃すとこうなるよねっていう典型的な負け試合になってしまいました。

あぁ…悔しい…やはり鹿島は強いと思わされた。知ってるのに。

でも、同じ負け試合でも、力で跳ね返された川崎戦後の絶望感とは少し違った感じでした。自分たちの力が足りなくて負けたのは事実だけど、しっかりやれてるところもある。自信を持って続けていきたい。試合後の選手インタビューでもこんな声がたくさん聞こえてきた印象でした。

この時点で、まだ変わらず首位ではあるものの振り返ると鹿島とマリノスがすぐ後ろまで迫っているような状況。見ている方としては、おぉ…ここからが本当に本当の優勝争いか…という感じでした。まだあと8試合あるから全然どうなるか分からないけれど、この先はこんなピリついた試合が続くのかと思うと、怖いような楽しみなような…

それを乗り越えた8試合後に笑えるかどうかは自分たち次第!

順位:1位

帰路が大変だった現地参戦組のみなさま、大変お疲れ様でした…

◆第27節 9/29(日) 松本山雅FC戦◆

アウェイ連戦4試合目。松本山雅との前半戦の戦績は2-0

ラグビー日本代表が素晴らしい戦いをして世界ランク2位のアイルランドに勝利した翌日。スポーツは違えど、やはりあんな試合を見せられると俺たちも!という気持ちになるよなぁ、きっと。アウェイ4戦目でここからがしんどくなってくるんだろうけど、連敗は許されないぞ…!

そんな気持ちで乗り込んだ松本戦のスタメンはこちら

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サブメンバー:児玉・岡崎・カシーフ・大森・ジャエル・サンホ・田川

モリモリとタマが入れ替わった以外は前節と同様のメンバー。サブには、J3で頑張っていたカシーフが初のメンバー入り!来季のトップ昇格も決定しているので、試してみようと思えるような試合展開になったらいいなぁ…

本当にそうなったら良かったのですが…結果は0-0のスコアレスドロー。予想以上の暑さの中、厳しい戦いになりました。

いやぁ、松本固かったなぁ…向こうは向こうで残留争いをしていて負けられない戦いが続いているチーム。首位相手というだけに、相当気合を入れて迎えられた印象でした。前半は特に、素人目だと相手のペースに付き合っちゃったかなぁという感じ。でも後半やれるっしょ!って思って見てたんだけど、そんなに甘くなかった…ここにきて決定機を決めきれなくなってきている印象なので、残り少ない中でどう修正してくるかなぁ。

逆に速いテンポでカウンター受けても、林くん中心に全員でしっかりゼロに出来たのはとても良かった。つよぽん、ナイスフォロー!相手のシュートがバーに当たった時はヒヤッとしたけど…守る気持ちはすごく見えた試合だったと思います。

ここまでアウェイ4試合を消化して1勝2分1敗。今までの積み上げテンポからすると少し物足りないと感じてしまうかもしれないけど、なかなかやれてるのでは…と思ってました。とは言っても、残り7試合が大事なのは変わりません。泣いても笑ってもあと7試合!!

順位:1位

◆第28節 10/5(土) サガン鳥栖戦◆

アウェイ連戦折り返しの5戦目

前節に引き続き、残留争い真っ只中のチームの敵地に乗り込んでの試合。ちなみに前半戦の鳥栖との戦績は2-0。相手も負けられない戦いですが、こちらも負けるわけにはいかない!

そんな鳥栖戦のスタメンはこちら

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サブメンバー:児玉・岡崎・内田・アルトゥール・ジャエル・サンホ・田川

スタメンは前節松本戦と変わらず。スタメン完全固定化で戦ってきていますが、リーグ終盤のこの時期になっても主力のほとんどが大きな怪我もなく調整できているのは素晴らしいこと。もちろん好不調はあると思うけど。このまま最終節までなんとか頑張ってほしい。

さて、試合ですが…この試合が振り返るのが一番難しいかもしれないなぁ。うん。結果は1-2で敗戦

本当に正直に言うと、私個人はジャッジで勝ち点1を失った試合だと思っています。誰も責めないけどね。これがサッカーだと言われればそれまでだけど。90分間の選手たちの頑張りが一瞬で無駄にされたように感じてしまって…なんとも言えない気持ちがあるのは確か。

まぁここ数試合そうだったように、前半からチャンスを活かせてなかったのは事実。セットプレーから久しぶりに得点して、残り5分!ってなったら多少は気が緩んだのかも。最後は向こうの勢いのままに押し切られてしまっているので、そういう部分での振り返りや修正は必要。そして、終わってしまった試合結果はどれだけ騒ごうが誤審でしたと謝罪されようがもう変えられないので、全部終わった後にあんなこともあったなぁと笑って振り返れるような、残り6試合にしてほしいなぁ。

あとは個人的に、VARをすごく意識するきっかけになった試合だったかもしれません。中継カメラであんなにいろんな角度からの映像があって、それが何度も流れるのに、審判はそれが見れないなんて不思議だなぁと。もちろんデメリットもたくさんあるけれど、こういうのがなくなるのであれば導入もありなのかなぁと感じました。

いやぁしかし、鳥栖のスタジアムは相変わらず相性悪い…

そして今までの負け試合はすべて無得点で負けていたのですが、これが今季初めて得点を奪ったのに負ける試合になりました。さらに鹿島が勝利したので、ついに首位陥落の2位。くやしい。

順位:2位

◆第29節 10/19(土) ヴィッセル神戸戦◆

アウェイ連戦6戦目

前半戦は0-1で敗戦しているので、残り6試合の中で唯一シーズンダブルを喰らう可能性がある相手でした。さらに、アウェイ連戦に入ってから思うように勝ち点を積み重ねられず足踏み状態のため、何としてでも勝利が欲しい試合となりました。

そんな神戸戦のスタメンはこちら

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サブメンバー:児玉・岡崎・カシーフ・インス・内田・永井・田川

前節の衝撃的な敗戦から今節まで2週間あったのですが、その時間でしっかりやれるメンバーで組んできたという印象。まずスタメンですが、永井を休ませて洋次郎くんを前へ。拳人の相棒にはアルトゥールを抜擢。ルヴァンでは良いパフォーマンスしてたので期待!さらにサブにはインスが帰ってきました。変化をつけられる選手だと思うので、こちらにも期待がかかります。ちなみに相手はイニエスタ不在です、ビジャはいるけど。

ここ数試合、点が取れなくて苦しんだ印象だった東京。前線を思い切って変えて挑んだのですが、それが今節はズバリ嵌りました!

前半6分、アルトゥールから中へのボールで洋次郎くん年2のゴールが生まれます!よく詰めてた、ナイス!さらに勢いはそのままに10分、アルトゥールのゴラッソで追加点!!ひさっしぶりに語彙力を失う程のゴラッソを見た気がします…!(笑)本人もびっくりしてるっぽいけど、まずこの位置からシュート打つ選手いなかったもん。アルはこの試合最後まですごい良いパフォーマンスしてたし、健太さんの采配さすがだなぁと思わせられる人選でした。アルもその期待にしっかりと応えて、このゴラッソで確実に東京サポのハートを掴んだよね。さらに34分には、ディエゴのボールキープから拳人のゴールで3点目!ディエゴのターンも最高だったし、囮になって走った洋次郎くんも後ろから長い距離走ってきた拳人も素晴らしかった。

後半になると少しずつ守る時間が増えてきて、66分にはセットプレーからジョアンオマリに1点決められるも、洋次郎くんのスーパーカバーや林くんのスーパーセーブもあってそのまま3-1で試合終了!

4試合ぶりの勝利!(歓喜)

ここ最近好調だった神戸に勝てたのは、勝ち点以上に大きかったんじゃないかなぁと思える試合でした。結果論だけれど、やはり首位で追いかけられる立場よりも、2位で追いかける立場の方がチームカラー的にも合っているかもしれない。残り5試合大事にしつつ、チャレンジャーとして楽しむことを忘れたくないなぁと感じた試合でした。

モリゲに祝福されているアルの顔が本当にいい顔してるからみんな見て(笑)

順位:2位

◆第30節 11/2(土) 大分トリニータ戦◆

長かったアウェイ連戦も残りあと2試合。

7戦目の相手大分との前半戦の戦績は3-1。優勝するためにも首位で味スタに帰ってきてもらうためにも、今回も負けられない戦い。

そんな大分戦のスタメンはこちら

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サブメンバー:児玉・岡崎・インス・大森・アルトゥール・サンホ・田川

永井がスタメンに復帰したことにより、システムも従来通りに。サブには攻撃的な選手が多く入りました。

代表ウィークを挟みつつなので毎週アウェイへ移動をしているワケではないですが、そろそろアウェイ連戦の本当の疲れが出てくる頃では…と感じていた時期。代表選手はもちろん移動しっぱなしだしね。ですが、そんな心配を吹き飛ばしてくれるいい試合をしてくれました。

5分、洋次郎くんからのスペースへのパスを永井が上手く得意の形で持ち出して、そのまま独走してゴール!さらに7分、CKをつよぽんが頭で合わせて追加点!打点が高いよ、ほんとに!

早い時間の得点でしたが、この2点を全員で守り切り久々の連勝!!

やはり後半になると守る時間も増えて必ず攻め込まれるピンチの時間帯が発生しているのだけど、今季は本当にこ時間に我慢できているのよね。前節もあったんだけど、仮に林くんが振られてゴールが空いちゃっても誰かがドンピシャでカバーに入ってて凌いでいたり。前節は洋次郎くん、今節は拳人だった。当たり前のようにそこにカバーに入っているように見えるけど、今季は特に多かったような気がして。そのたびに全員で守ってるなぁと感じていました。こういうプレーが落ち着いて出せる時の東京は強い

上位チーム大混戦の中、試合は残りあと4試合。この時期までいい緊張感で試合できていることに感謝!勝つのは俺たちだー!

順位:2位


ということで、第26節から第30節の振り返りでした。

改めてこの5試合全部アウェイってすごいな!(笑)そして、振り返るのがとてもしんどい5試合でもありました。つらかったー。森重さんの「優勝しましょう」からチームの明確な目標がリーグ優勝になった気がしていたのだけど、個人的には何というか…まだ口にするのは怖くて。でも29節の神戸戦に勝ったあたりから、本当にリアルに優勝に手が届くかもしれないと思い始めた時期でもありました。

泣いても笑ってもあと4試合!

第31節から第33節に続きます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。