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小さな喜びを書きとめていく

手帳を新調して、2週間ほどが経ちました。今まで適当だった手帳での毎日の記録。さまざまな手帳マスターの方の情報を参考にして運用の仕方を一新したところ、なんとか理想に近い形で続けられています。

手帳を変えると共に、新しく設けた項目の一つに「今日の良かったこと」があります。その日良かったことを短い言葉で3つ書くだけ。ポジティブなマインドを保つために習慣にされている人がたくさんいて、私もやってみようと思いました。

確かに自己肯定感が上がりそうだし、何よりそれくらいなら、毎日一瞬で書けるだろう。そんな軽い気持ちでやり始めたのですが、これが思ったより難しかったのです。

もちろんぱっと思い浮かぶような、わかりやすい日もあります。しかし、ペンが止まってしまう日もあるのです。「①仕事頑張った」「②……2つ目……な、ない」初めてこうなった日は、ちょっとショックでした。

良かったことの2つ目、3つ目が浮かばず、しばらく考え込んでしまったその日。私にとっての「良かったこと」のハードルは、無駄に高くなってしまっていたことに気がつきました。

これは良くない。そこで、もう一度よく1日を振り返ってみることに。そういえば今日は面倒くさいと思いながらも、ちゃんと散歩したな。あ、今日の晩ご飯は大好きなお刺身でおいしかった。

仕事に関しても「頑張った」と一言で済ませばそれで終わりだけど、もう少し目を凝らせる気がする。今日は午前中、いつも以上にはかどった。おかげで翌日分のタスクまで終えられたのが良かった、とか。

ちゃんとしゃがみこむようにして探せば、1日の中に「良かったこと」は見つかるものです。これをきっかけに、これまで自分がいかに、わかりやすい出来事にばかり気を取られて日々を捉えていたかに気がつきました。

この習慣を始めてから2週間ほど経ちますが、ペンが止まってしまう日は少なくありません。でもそんなときこそ「丁寧に1日を振り返ってみる」いい機会になるのです。そして、日々の中の小さな幸せに気づくチャンスになる。

「良かったことを3つ書く」そんなに時間もかからない簡単なことだけど、確実に生活をより豊かにしてくれる習慣だと最近実感し始めています。

小さなことだけど、続けていけば自分のマインドも少しずつ、いい方向に変えていくことができる気がする。今まで見過ごしていた小さな喜びを、見逃さないように毎日書きとめていくつもりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。いただきましたサポートは、自己研鑽やライター活動費として使用させていただきます。