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郊外で飛び交うオージー語

私は、西オーストラリアに住んでいる間、ホームステイを出た後は、都心部の近くに住んでいました。帰国するまでずっとです。

西オーストラリアでは、パースが都心部とされていて、私はその東側の、イーストパースというところに住んでました。

理由は単純で、学校に通いやすいということだけです。語学学校の後、専門学校に行くと決めてたから、どちらもその方が時間的に都合よかったためです。

都心部は移民が多いので、いろんなアクセントで話される英語の音が飛び交っています。
自分自身の耳が相当鍛えられたと思っています。そして、文化背景も様々な人がいるので、こんなにも多様な考えがあるんだ!とかなり学んだ事も多い。

一方、たまに郊外に出ると、英語が分からない事が多い。暗号のように聞こえたりする事も、、

オーストラリア特有のオージー語。いわゆる、習った事ない、見たこともない、聞いた事もないオーストラリア特有の英単語があるということなんです。

だから、知らない単語が多くて、そこに気を取られているうちに会話が進んでいってしまう事が度々起こる。

慣れるまでは、違和感がすごかったですね…。

でもそれは、英語ネーティブじゃないからというわけではなかったんです。
カナダ人とイギリス人の英語教師も最初はとても戸惑ったと言っていました。

へー、英語ネーティブでもそうだったんだ!と思ったのを覚えています。

カナダ人の先生は、オージーの彼女ができた時に初めて郊外に住み英語がわからなくて恐怖で最初は一人で出掛けられなかったと言っていました。それで、彼女が通訳がわりになってしまっていたらしい。

何度も聞かれるから、めんどくさがられて彼女がオージー語の辞書を作ってくれたとの事。
それがお守りみたいになり落ち着くようになり、冷静に聞き取れるようになってきたと、、そうして少しずつ慣れていってだんだん分かるようになってきたと言っていました。

だから、その先生はオージー語講座をよく開いてくれた。

とても最初は苦労した経験からです。

オーストラリアの郊外では、その地元特有のオージー語が都会よりも頻繁に聞こえる環境がある。

だから、知らなければ誰でも最初は分からなくて困っている。そのうち、慣れてきて何度も聞くうちに覚え使えるようになっていく。

このプロセスは、英語ネーティブでも同じ。

ある意味、子供がちょっとずつ言葉を学んでいくのとおんなじ過程をこれほど体験できる環境はないかなとちょっと思った経験でした。

オーストラリアに行ってみたい人は、都会から離れれば離れるほど、オーストラリア特有のオージー語がよく耳に入るという事を頭の片隅に入れておくと良いと思います。

場所で変わった表現があるの面白いなぁと…

オージー英語についてまとまってますー
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