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提案の方法が参考になる

英語で表現する時に、提案の方法からも色々と参考になる考え方が出来ます。

「〜した方が良いよ。」こう言ったとしましょう

日本語だと、相手に選択を委ねている緩い感じの提案のイメージが湧く人もいるのではと思います。

けれど、英語という言葉は日本語と随分違う言語です。言語そのものの意味を重視する傾向が強い言葉という意味で。

なので「〜した方が良いよ。」と言うだけで、他の部分を考慮しないと、優しく言ってるつもりでも誤解されやすくなってしまうのです。

代表的な表現として had better とかあるけど、これも場合によっては強引と思われる可能性さえあるのです。
よほど、文脈や他要素で配慮していないとそう思われやすい。

じゃあどうしたら良いのだろうか?

提案とはどういうことか考えてみる事に意味があります。

提案とは、自分の意見を相手に示し判断を自由に委ねる時もあります。
また、意見を互いに提出し合ってより良い方を選んで決めたり、意見を擦り合わせて折り合いをつけたりもします。

なので、自分から相手に提出して決まるかは分からないという視点があるのです。

これを加味すると

「私はこう思うんだけどね」とか
「私は〜する事を勧めるんだけどね」

みたいな言葉を入れると断定的な意味ではなくなります。

それをしないと、強引な印象を与えてしまう可能性は高い。

なので、相手に選択肢を与える余地を見せるのであれば had better はちょっと強いのです。

文頭にPersonally とか In my opinion をつけて、自分はこう思うよを言うと優しい提案になる

Personally, I think you should …
In my opinion, you should

みたいな感じに表現する。

それとか、

I recommend… を使う。

そうすると、「〜した方が良いよ。」の本来の意味が一層解像度が高く相手に示されるので誤解が少ないです。

これくらい、英語は元の自分が言いたい事を分解して考える必要がある。

説明力がいる言語。

had better  に「〜した方が良いよ」と訳が載っていたとしても、文脈から使うか使わないか決めないと変。
案外と、これだけ使うときつく聞こえやすいです

英語を使った提案の方法が、英語を使う時の頭の使い方の参考になるよという話を書きました。

英語表現についても、まとめています!

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