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イメージからフレーズの意味を推測するーUPー

英語は、会話すると途端にフレーズが多くなります。

この事を知っておかないと、いくら難しい単語を理解していても、相手が簡単な単語のみのフレーズを使ってお喋り始めるとついていけないという事になってしまう。

よし!じゃあフレーズを暗記しよう!

となる人も多いと思いますが、ここで問題が生じます。

それは、一つは暗記できても常に使っていないと忘れる。もう一つは、覚えるものが増え時間を使ってしまう。

という事。

“知らなきゃ、そのフレーズを覚えればいいじゃん!”

と短絡的に考えるともうキリがなく、覚えてなかったり分からないとその時点で使えません。

時間がいくらあっても足りず、そしてアウトプットの時間が減ります。

だから、私は覚えなきゃいけないという気持ちをある程度は捨てて適当に諦めるべきと考えています。

覚える“べき”物を減らすという考え方です。

そして、その空いた時間で、聞いたりそれを真似する事をしてみませんか?

それで、意識せずに自然と覚えてフレーズが増えるを目指しませんか?

イメージからフレーズの意味が分かる様にしておく事でかなりカバーでき、覚える量が減るから脳の負担も減るのがいい。

下手したら、一部分だけ知ってるだけでフレーズ知らなくても意味が分かる。その方が便利でしょう。

と、いう事で今日はイメージからフレーズの意味を推測するという例としてUpという前置詞を取り上げます。

まず、Upという前置詞はこう大きくイメージできます。

上の方へ行く
もっと先の方へ行く

ただ、これだけなんです!

そして、このより上の方へとか先の方への発展として

最後までというのもある。

これさえ知ってれば、動詞が最悪分からなかったとしても意味はわかります。

例を挙げます。

例えば、burn up 

これを英和辞典とかで調べて暗記しようと思うと沢山あるように見えます。ただ、上に挙げた2つの意味。それから派生した意味1つで推測可能です。

burn  upの意味を以下で見ていきましょう。

  1. 熱が上がる

  2. 焼き尽くす

  3. 燃え上がる

  4. 消費し尽くす

  5. イライラ怒る

  6. カモにする

  7. 徹底的に探す

  8. 電気椅子にかける

これ、upからだけで状況見れば推測できちゃうんです。

1,3,5は上がっている事ですね。

1の熱が上がるは病気の人が熱測ってたりするの見れば熱が高く上がってると判断できる。

3の燃え上がるは、燃えてるの見たり文脈から炎が上がってると分かる

そして、5のイライラ怒るも怒りのレベルが上がってるんだなと文脈や見た目で判断可能。

残りの2,4,6,7,8 はもっと先の方まで行き最後までという意味です。

2の焼き尽くすは、燃えたのが最後までいってしまったと理解できる。

4の消費し尽くすも、最後まで使ったという事。見た目や文脈から推測できるはず。

6のカモにするも、その人間を利用し尽くして利益を得るという事。

7の徹底的に探すも、この徹底的にというのがまさにもっと先へとか探せるまでという気持ちが入っている。状況判断でupだけでも分かりそう。。

8の電気椅子にかける熱をどんどんかけて、最期を迎えるんですから、犯罪の話などの文脈で想像できるはずなんです。

こう考えると、upだけと状況判断で全て暗記してなくてもイメージから意味を推測する事ができる事が分かります。

このburn up なんてほんの1つの例です。

例えば、eat up にも使い尽くす、食べ尽くす熱中するなどなど意味がある。

全て大筋には2つのupの意味でカバーできてしまう。

そして、pile up はどうでしょう?

これは、積み上がるという意味。上へ行くというのはupと見た目で分かってしまう。

ほら、pile 知らなくても、up だけでもイメージできちゃうでしょ!

覚え込む脳の負担を無くすためにある程度、暗記を諦め簡単な言葉から推測する頭の体操をしてみようというのが、今回のnoteのテーマのupでした!

英語表現について、いろいろ!

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