“AKIRA”の人気
私は日本のアニメを観るのも好き。
でも何気なく観ているだけで、そんなに外国人のオタクやアニメ好きがいるとは思ってもいなかった。
サイバーパンクやSFに付随する作品。
例として、攻殻機動隊やエヴァンゲリオン(最終回以外)とかその他も色々観てる感じだった。そしてここに書いた“AKIRA”も。
オーストラリアに渡って先ずは語学学校に行った私。その時も、中国系、東南アジア系、南米系、ヨーロッパ系いろんなルーツの人達と話す機会があったが日本のアニメの認知度は凄まじかった。その話題を話したくて堪らない人も結構いた。
以前に書いたけど、アニメ作品の棚の前にいると、図書館や映像ソフトを扱う店で話しかけてくるオーストラリア人も多く会話が弾んだ事もある。
そして“AKIRA”という作品。オーストラリア人は知ってる人も割といてソフトも売っていた。(まあ、海賊版違法サイトで観てる人もいたんだけど笑)
そして、知ってる人はその作品の舞台“ネオ東京”について熱く語ってくる人もいた。
どうしてこんな事を書きたくなったかといえば、時間が空いたのでお台場にある日本科学未来館に行って、またこの“AKIRA”人気を実感したからだ。
平日という事もあり、ガラガラに空いていたけど、外国人が割とこの施設を訪問していた。
日本はロボットの国とか科学の国と思ってる外国人も多いから当然かもしれない。(またこんな事も機会見つけて書こうっと笑)
その日本科学未来館の展示の一つとして、「The Sound of AKIRA」というものがあってAKIRAの音について映像と共に説明する展示があった。
その上映時間を尋ねる欧米からの訪問者やおそらく東南アジア系と思われる子供連れがいて、券をいち早くとり楽しみにしているのをみた。
欧米人は食い入るように、最前列で観ていてアジア系観光客も熱心に鑑賞していた。
そして、オーストラリアで“AKIRA”人気を実感した事をまた思い出した。
雰囲気は正直なんちゃって日本のところはあると思う。ブレイドランナーのサイバーパンクみたいに。。
ただ独特の描写や宇宙に通じる概念や、社会問題を混ぜた考察しがいがあるストーリーラインに魅せられているのだろうか。。
私は知らなかったのだけど、背後に流れる音楽は世界各国の伝統的、宗教的音楽をヒントに作ったらしい。知らなくてとても興味深かった。面白いなあと思った。
私は過去に何度か“AKIRA”を観た事があるが、今観ても色褪せない描写ができてるなと感心する。
外国人は日本のポップカルチャーや、西洋文化と東洋文化がミックスした独特な文化に非常に興味を持っている。
その一つがアニメ作品なんだろうと今日も深く実感した。
どうかもっとこの産業をリスペクトしてほしいなと“AKIRA”の人気からまた思った。
あらゆる可能性がある。そう感じるので、、、
海賊版サイト作られてる場合じゃないし、アニメーターの地位を蔑ろにしてる場合じゃないやろ。そう思ってしまうなあ。。。
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