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SDGsと言うけれど、世界はCSR中心だ!

街を歩いていると、SDGsという言葉が溢れている。最近もある洒落た商業ビルでお昼にどんなレストランがあるか、散策していたら私達はSDGsの理念を掲げたレストランですと言わんばかりのキラキラした看板を見つけた。

それを見た途端に、どっと寒気が来て食欲が薄れてしまった 笑

その食欲が失せた理由はちゃんと説明できるが、ここでそんなこと書き出すと長くなるしテーマではないから詳しくは辞めておく。

纏めると、カルトと同じようなインチキ臭さが漂い理にかなっていないからが大筋の理由とだけ言っておきたい。

私は、オーストラリアの会計団体(CPA)というところに一時所属していた。商売する上での倫理の項目にはSDGsも勿論あった。

簡単に説明しておくと、SDGsは(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標) という意味。17項目あって、元々は社会をより良くしていく為の指針として挙げられていて決して悪い物ではない。

それがいつしか、ただの金儲けワードに成り果ててしまっている側面がありそれを発見するとなんかウズウズし嫌な気持ちがしてしまう。

現実と理想の折り合いがついていない事は怪しいと思わなければ詐欺という事は心に留めないといけない。

オーストラリアは非常に太陽電池を推す空気感がありそこでSDGsを見る度に、胸が騒ついていた。洗脳にあっている人は、負の側面を説明しても陶酔していて耳に入らず鳥肌が立つ思いもした。

彼らは、原発も火力にも懐疑的な人が多く非常に騙されやすい。(もちろんどちらも負の部分があるが幾分マシである)

話を戻すと、ビジネスを海外で学ぶと当然トレンドワードとしてのSDGsは存在する。

ただ、利口な層はこれが一種の流行りワードだと認識していてあまり真面目には捉えていない。

マーケティングに使う語がSDGsと分かっていて、おバカさんだけがまともに捉えている。

テキストでも覚えるのに苦労してかなり沢山このバズワードに割いていると思っていたが全体からすれば極々僅かな分量だった。

(余計な事を考えて集中できず、全然頭に入らんくて苦労したから凄くやってる気になってただけで笑。)

全体的には、

SDGsと言うけれど、世界はCSR中心だ!

という事が明白なんだ。

国際的にビジネスしている人には、このCSRという言葉を知っておかないと非常にまずい。それだけではない、このコンセプトは非常に優れている。

ビジネス英単語では、このCSRを中心に学べ!

と言っても過言ではないほど重要ワードになっている。そして、それを中心に会社をマネジメントしていかなければ信用に関わるほどとの共通認識になっている。

CSRは、

Corporate Social Responsibility の頭文字。

訳は、そのまま“Corporate(企業の)Social(社会的な)Responsibility(責任)”となる。

これは、知っておいた方がいい。

企業倫理は全てこのCSR中心に解説されていると言っても決して大袈裟ではないくらい。

日本だと例えば株式会社は株主の為とか単純化している場面も割とあるが、国際的には企業を取り巻く社会全体“stakeholder”全てに気を配る事が結果企業組織にリターンとして返ってくるという考え方が浸透している。

そして、組織が属する社会全体にも良い循環を生むという非常に開かれた広い考え方をしている。

stakeholder とは、社会全体に所属する利害関係者という意味。

1つの会社があるとすると、株主、その会社がある地域や人、出資してくれた人、お客さん、社員、その会社を見聞きして知っている人などなど。。。

stakeholderは多岐にわたる。

全ての利害関係者がなるべく幸せになる為に
はどうしたら良いか?

どう折り合いをつけてマネジメントしたら良いか?

がCSRを追求する根本の想いと言える。

それ故に、ビジネスを真剣に考えている人はSDGsよりもむしろCSRを学んでアウトプットする努力を繰り返していると言える。

CSRの本質を理解すれば当然、その中には本来のSDGsがあるはずであるとも言える。

言葉が独り歩きするのは非常に危ういし良くない。日本はしばしば本質を理解せず言葉や外面ばかり整えようとする人が多くそれは良くない事だ。

本質は、社会貢献という事を忘れてはいけない。そして、それには自分が幸せである事が大事。

どうすればそうなるのだろうか。

社会を形作るのは個人個人であるという自覚も必要なのがCSRからも明確なんだ。

ぜひ、知っておいて欲しい意味がCSR。

それに、言葉を学ぶだけでなくその独り歩きにも注意が必要って話でした!

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英単語についてもいろいろ!

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