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大事なのは、バカの自覚!

今日は自分は“バカ”だと自覚する事が大事ということを書きます。

ちなみに私は自分はバカと意識的に言い聞かせる事が多いです。毎日、何か実行する時に“自分はバカだから気をつけよう!”となる事が多いし、例えば何か間違えても“バカだからしょうがない”と別に落ち込む事はありません。

誤解がないように言っておくと、別にバカだからと開き直ってそのままにしておくわけでも、自暴自棄になっている訳でもありません。

私は、そんなに特段優れた能力を持っている訳でもなく天才でもない。自分の知らない事も沢山あるからその面では怠っています。

人だから失敗もするし、知らない事もあるし全てをこなす事が出来る全能でもありません。

歴史上の天才は沢山います。

天才とは、自分で創造出来る人達の事です。

例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ニコラ・テスラ、アルベルト・アインシュタイン、ピエール・ド・フェルマー、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンなどなど。。。

数え上げればキリがない。

彼らと比べると、どう考えても世の中凡人の方が多いんです。

しかし、天才と認識されている偉人達でさえ、過去のエピソードを遡れば完璧ではなく色々と失敗する事もあればバカバカしい事に及んでいる逸話も多々見つかります。

ここからも、人は大して優れていない。だからこそ、人間味があって良いとも言えます。

誰でも、おバカな一面はある。
だから自分だっておバカになる事はある。こう考える方が自然でしょう。。。

それに最初からこの事を頭に入れておきさえすれば、とても気持ち的に楽だしそれにバカになるのが人で自分もそうと考えれば自然と失敗しない行動を選びやすくもなります。

日本人は義務教育で学べば字を読める事も基本的な計算をする事も出来ます。

英語もアルファベットは理解できるしある程度高度な文法でも世界の人と比べ理解できています。

だから高学歴であればある程、人より知識を植え込んでいるので人より頭が優秀なのではと勘違いしている人が多いと思います。

私も日本で大学に行っている時、成績優秀者や有名一流大学の人は自分が優秀であるかのように振る舞われたい人が本当に多かったです。

ただ真に優秀な人は何か創造できる人です。

そんな人でも完璧ではなくバカな面があるんです。

しかし、そんな人は現代の日本でほぼいないのが現実。
(流石に希望は持ちたいので0とは言いませんが。。)

私は過去にとても頭が良くて優秀と言われていた子が、海外で発表する機会があるので英語を教えてほしいと言われた事があります。

どうも成績1位とかで大学合格したらしい。。と後から聞きました。

私はその子に英文の読み方を教えました。意味は前からとったり、一語ずつ単語を独立させて読まないで塊で読むとか本当に基本的な事です。後は分からない語を全て日本語に訳さないで読む練習を伝えました。

丁寧に教えていたんですが、間違いを指摘されるのが気分悪かったらしく後から私に根掘り葉掘り突っ込まれてバカにされたと告げ口されているのが分かりました。

こういう事は、この子以外でも一度や二度ではありません。

彼らの特徴は日本の学校で成績が高かっただけで、とても優秀とは程遠い狭い考えをしていた事です。

決められた物やルールを覚え込んでその通りやる事で成功してきたのでそれ以外は耳に入れたくない固い頭でした。

自分がバカなんて一欠片も思っていないんでしょう。

他のもっと親しい人が「お前、バカじゃねーの!やり方変えないと出来ねーよ!」と苛ついて少し言ったら喧嘩して口も聞かなくなったとも聞きました。

私だったら、ここまで教えてる人を怒らせないしバカと言われても“あーそうだね”と思い一応アドバイスを実践してみます。

だって自分の方法で出来ないから相談したんだし、試すだけだったらすぐ済むし実害もない事ですよね。同じ事しててずっと出来ないのであれば、続けてるなんて無意味な時間です。

結局その人がどうなったのかは知りませんが、短期間に急に英語がスラスラ話せるわけはないし苦労したのではないかなと推測できます。

私は以前、表向きに自信があるように見せかけるハッタリをかませば自分を騙す事が出来てだんだん自信が出るので実行するのがいいとここで書きました。

形から入れば、自分を変えれる。自信を持たなければ堂々と英語が喋れないために良くないからです。

ただ、自信を持ちすぎていて自己を省みない人は何度も同じ失敗をしますし努力も向上もしません。

自信を持ちつつも、自分は完璧ではないバカになる事もあると自覚するのがとても大事ではないかと思っています。

“バカ”を自覚する事は良い事尽くめです。

これは英語習得の際にも言える事です。

良い事を下にあげていくと、

自分が失敗する可能性がある事を最初から想像できているために、ミスをしてもそんなに落ち込まない。

自分が万能ではないと自覚できているので、完璧主義にならない。だからいまの実力のまま足りない部分を何かで補いながら進める事が出来る。

人の意見をまずは素直に聞いて、その後それを冷静に考えて自分で実践したりヒントとして一部取り入れることができる。

バカ=出来ない事が多いと人は無意識に感じやすいので、自分がバカと考えていれば間違っても素直に修正する事が出来る訳です。

自分に自信を持ち、尚且つバカを自覚する。

相反しているように見えますが、天才でさえ優れた部分とバカな部分があった事から考えると適度に自分にプライドを持ちつつも完璧ではないと自覚する事は真っ当だなと思います。

自分はバカだと最初から思っていれば、何をするのにも気が楽だし自覚している分利口に要領良く振る舞えるのではとそう思います。

それに素直になれるので向上もしやすい。プライドが高すぎる人は、間違えを認めにくい習性があるのでそれも防止出来ます。

これは英語以外でも色々取り組んでいる時に結構便利な考えです。意外だけど、逆により良くなる秘訣

さあ、バカを自覚していこう!

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