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呼び方が違う問題

英語で様々な国の出身者と話していると、度々「呼び方が違う問題」に出くわします。

それには2パターンあり、英単語だと思っていたものが、なぜか母国語のアレンジだったりする場合。そして、母国語名しか分からない場合があります。

もちろん、その事を知っていて、尚且つ覚えてさえいれば対処できるのですが、会話の内容によっては全て可能な訳ではありません。

日本の中でさえ、全てのことを知っている人など存在しないので、これは当然といえば当然。

英単語だと思っていたのに、実は違う。これは、残念ながら日本にはとても多いです。

2番目に例としてあげた、母国語名しか分からないものとしては、映画のタイトルや流行しているものも含まれます。洋画タイトルをそのまま英訳しても通じないなんて、とても多い。ポケモン好きに、モンスターの名前を英語風発音で言っても通じないとか、いくらでもこういうことはあります。

それを、全部暗記せよ!と言うのは簡単ですが、実際にやろうと思うとキリがない。

そこで、会話で咄嗟にこういう呼び方が違うことで通じない単語が含まれる可能性を知っておく方が良いのです。

そして、その際の保険を自分で考えておく。

そこですぐに、デジタルデバイスを使えば良いやというのもとても乱暴で、上手くその場では切り抜けられても、あらゆる場で生きる訳ではありません。

そこで、会話力を磨くために自分の身体ひとつで、通じないものをカバーする力をつけることです。

その時に、アウトプット力が生きてきます。

説明したり要約したりする力をつければ、上手く口から出せ、場を踏めば踏むほど、また応用が効きます。こういう事を繰り返していると、その分苦労しているため、会話の中で知った単語も覚えやすくなるはず。印象に残った方が記憶に定着するのが人のためです。

ただ、机に向かい暗記するだけし、自分の頭から捻り出す練習をしていないと、ただただ忘れていく、大多数の平均的な人はそういうものです。

例を挙げます。ポケモンに、カビゴンというキャラがいます。これは、英語でカビゴンではない。

知っている人は、

「でっかい青いモンスターで良く食べる。
ぽっちゃりしていて、食べる以外はよく寝てる。」

といえば、なんとなく分かるのです。

Snorlax が正解なのですが、一単語覚えるのと、

「でっかい青いモンスターで良く食べる。
ぽっちゃりしていて、食べる以外はよく寝てる。」

の、どちらがアウトプット力が鍛わると思いますか?

暗記も大切ですが、それ以上に「呼び方が違う問題」を最初から頭に入れて、単語が分からなくてもアウトプットできる力を養うのもとても大切なのです。

英語力を向上するためのヒントをまとめています。

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