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海外留学で外国人の友達ができるのか?

海外留学すれば、外国人の友達ができるんだろうか?

そういう疑問を持ってる人も多いみたいだから、今日は“海外留学で外国人の友達ができるのか?”をテーマに書こうと思った。

これも本当に人によっていて、出来ない人は出来ないし出来る人は出来るとしか言えない。

要は、過ごし方に依存してるよねって事。

私自身の事を話すと、私は出来ることなら可能性を広げる為に永住権を取る努力を出来るとこまでやろうと思っていたから、英語資格の点数を上げるための練習とかもしないといけないし、大学にも通っていたしで時間を特別に友達作りには費やしていなかった。

連絡を取ろうと思えば取れる人は何人かいるが、そんなに多くはいない。

オーストラリアで私が経験した傾向といえば、留学生は留学生同士仲良くなる率が多いかなと感じる。お互いに分かり合える部分があるからだろう。。やっぱり共通項が多ければ親しくなりやすいのは、日本人であるか外国人であるかは関係ない気がする。

それに、大学や専門に行くと私のボッチ率が上がった笑

特に大学は酷かった。私はAccounting(会計学)専攻だったが、オージーは出席率悪くても成績に関係ないからゼミでさえ出ない人も多かった。授業は留学生くらいしか出席する人はいないし、数人とかもザラな環境。

生徒たちは、授業が終わるより前に帰宅準備をし先生がdismiss(解散)の号令“ディ”を発したと同時に帰る人が殆ど。雑談なんてできたもんではなかった笑。

こんなんで友達作れるわけねー笑笑。

もちろん、話す機会はある。課題の提出が迫ってきた時である!

全く講義の内容を理解していない子が単位を落とし留年しないためにゼミで当てられた時ちゃんと答えてた人や毎週のノルマをこなしてきた人に寄生しようと頑張り始める。

彼等は、急に帰宅ゆっくりになったり、前は目も合わせなかった癖に挨拶まで始める!

のんびりとランチとったり空き時間が空いてる時に緑を見ながらコーヒー飲んだりしてると胡散くさい笑顔で近寄ってくる!!!!

マジでキモ過ぎるやろ!!

逆にこちらは怖くて逃げ始めて、休憩も取らず逃げるようになった。。すれ違いである笑笑。

引っ掛かれば、コピーされ自分まで連帯責任として単位を落とし留年したり、図書館で無料の先生をし自分の試験準備が出来なくなるシナリオが予想出来る。逃げるのが利口だ。。というか、被害者は沢山見てきた。。

後は、みんなで取り組む恐怖のアサイメントが待っている。これは単位取るのに必須で避けては通れない。。最近は評判悪くて少し減ってはいるんだけれど、、

これはある意味クラスメイトと親密に関わる唯一のイベントとも言える。彼等の性格がしっかりと可視化される。短い時間でこなさなければいけない状況が生まれる事が多く切羽詰まるので、人格がハッキリと出てくる。

仲良しでも喧嘩で終わりを迎える場合も…苦笑

若い人達は、人間が出来ていない人も多いから酷いあり様の人も多い。いかに自分優位に働こうとするか楽をしようとするかのエグい競争が始まる事の多さ。とても大変でした苦笑。。

仕切り屋、自分の解答が合っているとなんの根拠もなしに言う勘違い野郎、サボり魔、自分の担当をやらずみんなで道連れ落大させようとする悪魔とか色々いる。

はっきり言って海外の詰め込み教育は酷いから体力なければずるい手を使わざる負えない人もいる。勉強だけしてて生活は回らないので。。

それに入学はそこまで難しくなくて卒業する人の方が少ないから、落大する人の方が多いといえる。。大多数に合わせれば中退、落大する状態は転がってるし卒業に何年もかかってしまう。。

オーストラリア人ならのんびり卒業すれば良いかもだが、留学生は学費が倍だからバカげているし、ビザのキャンセルもあり得る。現地人や落大者に巻き込まれてはマジで損しかないと言える。

試験前のアサイメントや試験期間ほど、クラスメイトと関わる機会はないが同時に警戒期間でもあった。プライベートで会ったら楽しそうな子達も多かったが、仲良くなって群れてる場合じゃない時の方が多く非常に残念だった。

学業で良い仲間とプライベートは違う、ちょっと悲しいなと。。気付いたら帰国したり中退したり、クラスが変わり仲良くなれる機会は少なかった。

よく出来る人と仲良くなれば、自分も吸収できるし良い事は多い。だけどそういう人は、ガリ勉すぎて話す隙もないしインターン探しやコネ作りでピリピリしている。話せたものではないし、相手も望んではいないしそんな暇はないだろうと思った。。

華々しいキャンパスライフを過ごすほどの自由時間は詰め込み教育のせいであまりない。そもそも勉強嫌いは苦痛でしかない場所で、みんなが行かない場所とある意味納得できる。

知識はついたし、外国の教育の違いや色んな国の人がどんな性格か分かったのは良い経験だったと思う。

だけど、大学は場所変えてもあんま良い場所とも思えなかった笑。

ちょっと大学の愚痴みたいになってしまったが、キラキラしたキャンパスで外国人の友達作って楽しめそれで英語も出来るようになり一石二鳥!みたいなのは不正解な部分も多いと思う。

友達を作る為なら、海外留学じゃなくても良いよと思う。大学も友達作る活動に余念を出す場所ではなく卒業したければ割とストイックな場であるっていう事だ。

何かを捨てないと何かは得られないの例。

たとえば、英語資格の練習を省けば遊びに行けるし交流の場に顔出せる。だけど、ビザの延長の可能性が減る。

大学でみんなで飲みにいったり旅行したりすれば、多大な金額を捨てたり落大する確率が上がる。

そういう事。

海外留学というより、日常の中で友達を作りたいならそんな場に足を踏み入れるという本質が大事な気がする。。


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