監察医朝顔2022を観て
#監察医朝顔2022スペシャル を観ました
シリーズでずっと観てて、懐かしい家の雰囲気や、笑顔で囲む食卓や、色々あるけど、思いやりに溢れる家族の姿が羨ましく、好きでした
監察医って言う職業もドラマでは嫌いではなく、亡くなった方のメッセージを伝えるお仕事って素晴らしいなって思うから
朝顔ちゃんの父親の認知度の発症
一人っ子だったつぐみちゃんに妹が産まれた事
それはそのままのわたしの過去を垣間見ているようでした
もちろん、わたしは監察医なんて素晴らしい職業ではなく、わたしの母は健在です
ドラマの中の朝顔ちゃんたちはちゃんと家族と向き合ってた
わたしはどうだったろう
本当に駄目な親でした
今も尚、後悔しています
下の娘の世話にかまけて上の大切な娘をおざなりにしてしまった事
たくさん叱ってしまった
いいえ、感情に任せて怒ってしまった事
忘れもしないある時、思春期に差し掛かった上の娘が、突然わたしのハグを嫌がるようになりました
駄目な母親は突然の拒否反応で漸く気がついたのです
娘をたくさん傷つけてしまったのだと
本当に馬鹿だ、わたしは、、、
だから今でも二十歳過ぎた娘の事を折あらば抱きしめる
嫌がる娘を抱きしめる
貴方が大好きだと
今更遅いかもしれないけど、わたしは愛情表現を絶対にやめたりしないと心に誓いました
今では少しずつ嫌がらなくなったかな
って勝手に思い込んでる
娘を抱きしめながら、わたしが幸せを貰ってるのですけどね😆
それから父の事
認知症になってしまった父の介護や世話をわずらしく思っていたあの頃
認知度が進んで極端に家族以外を怖がるようになってしまった
ディサービスへ行くのを嫌がり、無理矢理連れ連れ出し送りました
骨折や病気で病院へ連れて行った時は車から降りず、また、病院から車へ乗せる時も力いっぱい拒絶していました
あまりにも言う事を聞いてくれない父に腹が立ってしまって乱暴な言葉を言ってしまいました
泣きそうにもなる程心が折れてしまいそうになったけど、それでも母と一生懸命、力の限り乗せた事も今は良い想い出だと思える
まだ、父の症状が軽度だった頃
軽度でも会話が成立するのが少し困難な時で、父が何を話しているのか理解し難い時が多々ありました
けれどまだ、わたしたち家族を認識出来ている頃です
毎日の介護で疲れている母が父の前でも不満を漏らしていました
父には理解できないから と
そんな話の中、父が呟いたのです
「おらん方がいいな」
わたしは問いかけた
「誰が?」
「俺が」
父はそう答えたました
時々自分に戻れる時があった頃
父は理解してしまったのです
本当にごめんね、としか今も言えません
そんな事をボンヤリと思い出しました
ドラマを観てわたしは一緒に居た下の娘に言いました
「わたしが年を取って、家族に迷惑をかけることになるようならいつでも施設に入れていいんだよ」
娘は黙っていました
そりゃそうか
子供だもんね
わたしでもやっぱり何も言えないよ
ごめんね
将来は皆んなが困らないようにしたいなって、自分の経験を経て思うけど、立場を置き換えるとそれもいいんだよ、と今のわたしは思えるようになりました
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