GOODROCKS2月号

Suchmos-coolな茅ヶ崎の風雲児③-

the asaminです。ついにSuchmos特集も折り返し地点です~。早いですね。まあ全4部ですからね。

それにしても、今朝通勤中に昨日書いた記事を読み直していて、レイアウト変えてよかったかもなぁ…なんてうぬぼれて居たら、「Suchmos」のスペルが違うところがいくつかあることに気づいたので、今日は仕事中ずっとスペル訂正のことばかり考えていました。すぐ直してきました。そんな記事でも、たくさん読んでいただけて幸せです。

今日はいい日なんですよ。Titterでも

先程の【Suchmos】は複数並びましたが残り1枚に一瞬でなりました!流石すぎる!!

と、近所の田舎のCDショップも歓喜に湧いていました。実名は伏せますが(伏せなくてもいいけど)、川みたいな名前のお店です。お店のお兄さんとSuchmosについて語りたい。

そろそろ本題へ。本日はこれです!!

GOOD ROCKS!。小さくて持ち歩きしやすくて軽い。ページ数も程よい。写真も綺麗。真っ赤のページ、真っ黄色のページ、黒白のページとあって、多少目がチカチカするけど洗練されてます。SUPER BEAVERとか、THE ORAL CIGARETTESとか若手がメインで載ってます。いいね。

この雑誌はYONCEのインタビューのみになりますが、おもしろいこといっぱい話してくれてます。

①YONCEがSuchmosというバンドでボーカルを続ける理由
②2016年のフェスシーズンに感じたこと
③新譜『THE KIDS』の曲と、これから挑戦したい曲

の以上3点について紹介しますね。


①YONCEがSuchmosというバンドでボーカルを続ける理由

まずインタビュアーに、メンバーそれぞれのひととなりを教えてと言われたYONCEは、あれでこれで…と語り(メンバーの仲の良さについては次に紹介する雑誌でたっぷり書きます。)、じゃあYONCEは自分自身を客観的にみたらどうなの?という問いに、「メッセンジャー(自分の主義主張を訴えられる人)でいたい」と答えます。そう思うようになったきっかけが、”ガイド”なんだそうです。

”ガイド”ってなに?って思いますよね。私自身初めて聞きました。

レゲエのアーティストって”ガイド”という言葉を使うんですよ。ガイドっていわゆる世の中とか物事をすごくポジティブな方向に導くというスタンスで(中略)例えばですけど俺はジョン・レノンもオアシスにもすごくガイドを感じてて、ポジティブな方向に世界を変えていこうとメッセージを発信した人たちだなと思って。俺は音楽をやる上でこんなに楽しいことはないと思ってて、これを楽しんでいれば世の中は良い方向に行くんじゃないかなと本気で思うようになってきたんです。

ちょっと長いですが続けます。

自分たちのやってることが誰かのアンテナにひっかかったり、自分たちの歌を口ずさんだり、1日気分が良く過ごせたりすることが俺はすごく大事だと思うんですよね。(中略)”ガイドする”というのが音楽でやりたいことなのかなと思って。自分がバンドの先頭に立って言い続ける。Suchmosというバンドでボーカルをやってる理由が1つ増えたなと客観的に思いますね。

YONCEって自分のこと「俺」っていうんだな~と、どうでもいいところにしみじみしちゃいましたが、要するにガイドが何かわかりましたか?
世界を変えるとか、戦争をなくすとか、グラストンベリーにでるとか、そういう大きいことではないんですね。力ずくでつまらない世を覆すのではなく、ひとりひとりの小さな幸せのエネルギーを作っていきたいということ。でもきっと、”ガイド”を積み重ねられる人が、大きいことを為せるのだと思います。

②2016年のフェスシーズンに感じたこと

15本くらいフェスに出て言い方あんまりよくないかもしれないですけど、危機感を覚えるようなバンドとの出会いもなく、”な~んだ、良かった良かった”、あとは俺らがどんどん人に知られていけば良いだけ。時間の問題だなという感じですね。

YONCEがこう感じたのはフェスの雰囲気もあるかもしれません。どのフェスのどのアクトも同じように感じ、「踊れー!」「手を挙げろー!」とかどのフロアでも叫ばれている様子をみて、ヤバイと思ったと他の雑誌でも語っていました。いまって、とにかく踊れる騒げるモッシュできるのがいい!みたいな雰囲気ありますよね。それをフェス映えと言っていいかわからないんですけど、メジャーデビューすると同時に、いままでハモリがきれいだと思っていたバンドがいきなり掛け声だしたり合いの手いれはじめる。音楽をしっかり聞きに来る人と同じくらいかそれ以上に暴れにきてる人もすごく多い。一番前(もしくはど真ん中)で肩車してもらい、客側に向かって煽ってくる人もいますよね。お前は誰だ?って9割方思ってることに気づいてほしいです。

でもなぜそういう人があちこちで生まれるのかというと。日本人って決められた動作がたぶん好きなんですよね。それで仲間意識を持てたり、「それができる地位の人」と崇められたい。本当は「楽しむ」って、別に人に認められなくてもいいものなんですけどね。自分が楽しんでいれば、気持ちよさを感じ取ることができればそれでいいと思います。つまり、誰かが決めた楽しいことって楽しいの?楽しいことは自分で決めていいんだよ。と私は言いたい。

でもそれが客側だけじゃなくて、演者側にも言えるんだとYONCEは言ってるんですよね。

みんなが自由な気持ちで楽しめるフェスが増えるといいですよね。フジロックみたいな。

③新譜『THE KIDS』の曲と、これから挑戦したい曲

フジロック、と言いましたけど、新譜『THE KIDS』の1曲目「A.G.I.T.」について、こんな裏話が。(書いていいのか迷う。)

確かにこれは渋いですよね。俺たち的にも外タレ気分というか、フジロックのグリーンステージでやるために作った曲なんです。夜の帳が下りた大きなグリーンステージで照明だけがバーンと当たって、イントロが流れて……という景色を想像して出来た曲なんで完全にフジロック仕様と言うか

これ読んでから「A.G.I.T.」を聴いてみてください。冷たい空気の中で響き渡る。もしかして2年連続でフジロック呼ばれちゃったりするのかな、なんてみぞみぞしてます。(ドラマ「カルテット」見てる人にしかわからない)

そして最後に、

もう1個すごく良いラブソングを書く

と2017年の目標を掲げた彼らに、今後も期待したいです。


今日はなんかしっかりがっつり書いたなあと一息。
あれ?今日お酒飲まずに書いてた。


次でラスト!!
MUSIC MAGAZINEでSuchmosの仲良しぶりを語ります。

ブログ・イラストの創作活動のため、たいせつに使わせていただきます!