見出し画像

9/9(日)東京 岡村詩野さん 音楽ライター講座

先日、ついに、行ってきました。

ミュージック・マガジンでの執筆や京都精華大学の非常勤講師として活躍されている、音楽ライター岡村詩野さんの講座!

渋谷から1駅の高級住宅街に、OTOTOYのオフィスはありました。

ずっとこの方にお話を伺ってみたくて、春頃には失礼ながらメールでアンケートを送り付けてしまったことも…。

その時、「京都や東京で講座をやっているので、都合があえば来てください」とのお返事をわざわざくださり、必ず近いうちに参加したいなと、思っていたわけです。

そしたら7月くらいだったでしょうか、OTOTOYのTwitterをフォローしていたのですが、夏期短期集中講座が開催されることを知り、京都は平日の夜だったので、土日で受講できる東京に、思い切って申し込み!

日曜日のみの途中参加という形でしたし、いろいろ反対されながらですが、なんとか参加してきました。

参加者は20名くらい、20代前後の人がほとんどでしたが、40代くらいの方もいらっしゃいました。男女半々。

先生の解説があった後に、事前に宿題で書いてきたレビューを、先生だけでなく参加者同士で質問したり感想を述べたりしながら添削していくような感じでした。

結論から言います。

超ハイレベルでした。

そしてもう1つ。

音楽ライターは、ライターという仕事の中でも超専門職なんだな

と言うこと。

いや、違うな。音楽以外にも医療とかスポーツとか専門ライターはたくさんありますもんね…

特定分野の専門を名乗るライターは、これぐらいの知識がないとやってけない

の方が正しいのかな…

だから専門性の高い仕事をやっている方は、誰でもライターになれるチャンスがあると思います

授業では、起承転結とか多少のライティングルールの指導はありましたが、ほとんど音楽の知識や考察が問われるような内容でした。

そして参加者の皆さんは、これは〇〇年代の△△(アーティスト、ムーブメント)のような…とかスラスラでてくる。

書き方よりも、知識や考察力が問われます。

授業の後半では、あるアーティストの1曲を取り上げ、この曲についてみんなで討論会。

この曲の構成はどうなっているか、使われている楽器はなにか、音楽ルーツは?といったことについて、意見を出し合いました。

わたしは、聞いたこともない音楽のジャンルやアーティストがどんどん出てきて焦る焦る…

でも、参加して本当によかったです。これから、今まで買ってきた本をもう一度読み込もうと思います。しかも、岡村さん、わたしのことを覚えて下さっていて…。「名前覚えてたよ!名古屋の方ですよね?」って言ってくださいました。それが1番感激。やっぱり、すごい人って小さなことも大切にしてらっしゃいますよね。尊敬してしまいます。

わたしはというと、ここ3~4年ほど新旧問わず音楽知識の収集には余念がなかったと思っています。が、知識止まりだったなと。

体系的に学べていなかったように思います。

ただ、音楽ライターになりたいなら、好きなアーティストだけを聞いたり、詳しくなったりしてもダメだということは間違いなかったと言えます。
※もちろん、1人のアーティストを追い続ける、専属ライター的な方もいますが

いま、宿題で出された500字の原稿も2時間半かけて2つやっと書けたくらい…。
圧倒的に予備知識が足らないと痛感しています。

音楽ライターへの道のりの長さは半端じゃないなと。

仕事でライターをやっているし、仕事もプライベートも忙しから無理せずブログ書いて、いずれなれれば…なんて、だんだん甘い考えになっていたように思います。

わたしが音楽ライターを目指すことで、傷付けてしまった人もいて…。申し訳ない気持ちはやまやまで、すごく悪いことをしたなと思っているけど、やめれなくて。悲しいけど、やっぱりいい年齢してばかなことを、みたいな否定的な人もいます。

だからこそ絶対、実現しないと。

絶対。

#音楽 #ライター #夢



ブログ・イラストの創作活動のため、たいせつに使わせていただきます!