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食物アレルギーのタイプについて



皆様こんにちは。


本日は

“食物アレルギー”にはタイプがあります。
そのタイプを皆様にご説明しようと思います。






食物アレルギーには主に2つのタイプがあります。



① 即時型(IgE抗体)


② 遅延型(IgG抗体)






① 【即時型(IgE抗体】


こちらは皆様も聞いたことがあると思いますが、
対象のアレルゲンが含まれている物を飲食、
もしくは皮膚などへの接触する。
呼吸等による吸引などでおこるアレルギーです。


その字のごとく、即時型は飲食等してから
数時間以内におこるアレルギー症状で、
重度の反応の場合(アナフィラキシーショック)が起こります。


原因は体内に入ったアレルゲン物質に
体内の細胞にある(IgE抗体)が反応して
ショック症状が出ます。


アナフィラキシーショックが起きてしまった場合、アドレナリンを体内へ注入し、ショック症状を
和らげることが大切になります。


主に患者さんは(エピペン)等の自己注射型の
アドレナリン薬を処方され、自宅や外出時に
持っておくことが大切です。




② 【遅延型(IgG抗体】



こちらは皆様もあまり聞いたことが
ないかもしれません。


遅延型はアレルゲン物質が体内に何かの理由で
入る、または摂取してしまった時におこる。

こちらのタイプは遅い時は数週間後に
発症することもあるタイプです。


①の細胞である【IgE抗体】の反応でも
(即時型)と(遅延型)2つあるのですが、
それは数時間〜半日程度の反応値で
分けているタイプです。


今回お話している【遅延型(IgG抗体)】は
そもそも反応する抗体が違います。
【IgG抗体】に反応するタイプのアレルギーの場合
症状等も異なっていきます。

以下がその一例です。


・めまい

・吐き気

・倦怠感

・精神不安(うつ等)

・頭痛

・腹痛、下痢


上記の症状の他にも即時型と同じように
呼吸障害やかゆみ、咳等の症状が出ることも
あります。


遅延型は、そのアレルギーがあっても
自身も気づかず、病院でも検査をされずに
気づかないことが多いとされています。


また、医療機関でもまだまだ見解が様々で
検査を推奨していない所もまだまだ多いようです。


検査を行うのは即時型と同じく血液検査での
対応になりますが、検査後にどのアレルゲンが
原因なのか特定することも即時型とは違い、
かなりの時間と検査回数が必要になると
言われています。



もしも長年原因不明のめまいや倦怠感等
ご心配の方がいたら、万が一遅延型での
アレルギーの可能性もある。


そのことだけでも頭に入れておくことを
おすすめします。

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