⑬三食昼寝付きで死ぬまで安泰って魂胆ですか?

私は一人暮らしをしていて、彼と付き合い出した時は20代も後半で、経済的には自立していた。
彼への精神的依存には関係なく、仕事の方は上手くいっていた。

彼に養ってもらおうとは1度も考えたことは無かったが、ただずっと一緒にいたくて、
「私たち結婚したらどうかな?」と言ってみた。

そしたら彼は、
「え?結婚?それってあなた、人の金で三食昼寝付きで死ぬまで安泰って魂胆ですか?」と。
冗談かと思って見たら、彼はマジな顔をしていた。

「いやいや、私はあなたに養って欲しくて言ったんじゃないよ」
と言ったけど、もう彼はすごい面倒くさそうな顔をして無言で酒を飲んでいた。

ただ一緒にいたいというだけで、結婚とか言ってしまったせいで、彼の氷のように冷たい心の中がまた垣間見えてしまった気がした。

私と会う時、飲食店の支払いも酒を買う金も一切出さず、女に奢ってもらってる男が、よくこんな事を言えるな。偉そうに・・・とこの時はさすがに私も思った。
何も言わなかったけど。

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