自由に生きるフランス人マダムたち。服装も自由。でもお金にはシビア…
昨日は友人と出かけ、洋服屋さんに。
フランスでは、日本に比べてこの年代はこのファッション、このブランド、このお店のようなくくりがない感じ。
友人が試着している間、私はみつけた可愛いコートを試着室には入らず羽織ってみていた。
すると、おそらく60代後半から70代のフランス人マダムが私に話しかけてきた。
マダム:「なんて素敵なコートなの。これが最後の一点かしら?」
私「いや、あっちにまだ沢山ありますよ。」
マダム:私が台の上で広げて見ていたコートを一緒にみて「本当、素敵なコートね。縫い目や作りもちゃんとしてるし。これはいいコートよね。それでお値段はいくらなの?」
私:「189€です。」
マダム:「作りはいいし、素敵だけれど189€はちょっと高いわね。もうすぐブラックフライデーだから、それまで待った方がいいわよ。100€くらいになったらいいわよね。」
私:「そうですよね、やっぱりこの値段は高いし、ブラックフライデーまで待つのに同感です。せめて150€には下がって欲しいですよね。」
マダム:「私もその意見に同感だわ。」
マダムがいなくても即買いはしていなかったけれど、フランスの人たちってこうやってて他愛のない会話が、知らない人同士で繰り広げられるから面白い。
いくつになってもお洒落を忘れないマダムたち、年齢などのくくりがほとんどないファッションや社会。
189€を100€(約1万近くも値下げを求めた)フランス人マダム。フランスの人はお金を使う事には割と慎重、シビアだったり。
何気ない事かもしれないけれど、私にとってはフランスの好きな所だし、品がありとてもチャーミングなマダム、でもお金にはシビアな方🤣と何気ないやりとりを出来た事がコートを買うよりも、ある意味満足感、充実感に繋がったし、人生の勉強をさせてもらった気がする✨
改めて、素敵に歳を重ねていきたいなと思った。
無駄に若作りをする必要はなくとも、身だしなみに気をつけたり、いつまでも女性らしさは忘れないでいたい。
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