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美の価値観

ごちゃごちゃしてるのがすき。整理整頓されているより、全然合わないものがちょこんとあったりするのが好き。

檸檬という小説がある。この小説が描く世界は最後まで読むと、180度変わっている。檸檬を本の上に置いたときから、世界は変わってしまった。

そんな私にとって、ヴィレッジヴァンガードは最高な場所だ。入口から出口まで関連がない商品が雑多に並べられている。それでも、何か一貫性のある空間に感じてしまうのが不思議だ。


私は複雑なものを単純化することが好きだ。言葉にすることで頭で理解する。何か理解するときに単純なものをパッと出されるのがわかりやすいという人もいると思うが、私は複雑なものを一言や図にして表すことができると、格段に理解しやすいタイプだ。

ごちゃごちゃしているのがいいのは、スッキリ考えるための素材になるからだ。どんなに複雑なものでも何か一つの公式に当てはめることができると思うとワクワクする。



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