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交通弱者をなくす新しいビジネス

交通弱者という言葉を耳にすることは多いだろう。高齢者など日常の足がない方の総称だ。現代社会の深刻な問題である。交通の不便さを解消するにはどうすればよいのだろうか。

交通弱者とは

自動車中心の社会において、年少者、要介護者、一部の高齢者や障害者など、自分で運転することができず、自家用の交通手段がないため公共交通機関に頼らざるを得ない人。とくに公共交通機関が整備されていないため、買い物など日常的な移動にも不自由を強いられている人をさす。
出典:コトバンク

デマンドタクシーの有効性

自治体でもさまざまな動きがでている。その一つが地域のデマンドタクシーだ。免許返納に伴い足がなくなった高齢者の新たな足として注目を集めている。

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デマンドタクシーは、タクシー車両(ジャンボ又はセダン型)を利用して、予約をされた方の家まで迎えに行き目的地まで運行する「予約制の乗合タクシー」です。
予約をされた方たちの自宅や目的地を効率よく回るルートを毎回設定し、利用者を乗せたり降ろしたりしながら乗合で移動します。 出典:射水市HP 

だが、それが本当に充分に機能しているかは疑問が残る。高齢者ドライバーの過失運転による事故が後を絶たない。免許返納ができない理由がある高齢者は依然として多い。交通の不便さは免許返納を遅らせる原因の一つでもある。このままの交通の便が市民にとって十分なものなのかは議論の余地がある。

新たなビジネスの必要性

地域の交通が不便であることで高齢者の自立が妨げられている。自分の足がなくなると他の足に頼らざるをえない。自分でできることがなくなることは自己肯定感を下げてしまう。そういった状況はテクノロジーだけでは解決できない。新たなビジネスが必要だ。

私の単なる思い付きではあるが、一般の人がタクシー運転手になれる仕組みを高齢者の足になるように応用したりできたらいいと思う。

今後は発想力が地域を変えていくと信じたい。

実はもう始まっていました。アイデアの広がりに期待できそうです。


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