静止画で楽しむ東京タワー

自分で撮った写真では迫力がなんだか少し減ってしまうような気がすることはないだろうか。高い建物を地上から見上げたときに感じるあの迫力は写真でなかなか表現できるものではない。

ポストカードはそんな悩みを払拭してくれるだけでなく、実物以上の魅力を楽しめる。

こちらのアートは東京タワーの明かりの暖かさまで感じることができる作品になっている。

TOKYO POSTCARD AWARD 2019 龍名館特別賞受賞作品 
貞次郎氏「無数の光」

こちらの作品は路線図で東京タワーを表現するという斬新な視点で描かれたものだ。

TOKYO POST CARD AWARD 2017 審査員特別賞作品 
藤田吏穂氏「東京結び」

TOKYO POST CARD AWARD

この2つのアート作品はTOKYO POST CARD AWARD から生まれた。

アーティストにはデザインテーマを元に、魅力ある東京を、世界へ伝えるポストカードとしてデザインをしていただきます。 ポストカードは、ART RYUMEIKAN TOKYOのウェブサイト、またホテル龍名館お茶の水本店、ホテル龍名館東京の客室、パブリックスペースに無料配布し展開します。コンペ入賞者には、創作活動の支援、これからの芸術文化の振興と芸術家の育成を図れるキッカケにもなればと期待しています。出典:龍名館HP ART RYUMEIKAN TOKYOサイトより

アート推進活動の一環としてこのコンテストは行われている。芸術文化の振興と芸術家の育成を目的としたこのプロジェクトはアーティスト・イン・レジデンスの考え方を根底にした先進的な取り組みだ。

アーティスト・イン・レジデンス(以下、「AIR」)とは、簡潔に表現するならば、アーティストの滞在型創作活動、またその活動を支援する制度といえます。出典:ネットTAM HP 

見方は違う、だから心動かされる

TOKYO POST CARD AWARDの入賞作品を見ると、モチーフが同じでも、作者の視点で表現されているから全然違う作品になることがわかる。見る人それぞれによって捉え方は違うから同じものでも同じようには見えていない。
だからこそアートは奥深くて面白い。

参考

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?