沖縄民謡(宮古島民謡)あやぐ節

久しぶりの更新です。
ご無沙汰しています、Shimozatoです。

今回は、沖縄民謡(宮古島民謡)の「あやぐ節」のご紹介。

「なんで急に民謡アップすんの?」と思ったかもしれませんが、、
いちおう、私Shimozatoは、沖縄の芸能をこよなく愛しておりまして、
プロフィールにもある通り、沖縄の芸能や風習、祭りについても書き綴っていこうかなと思ってまして、、
どうかご容赦くださいませ。

コロナ禍のなか、沖縄県でもイベントが相次いで中止になり、
さらには、今月末にある「旧盆」でのエイサーも見れない状況で、
少しでも、沖縄の「お盆」を感じてくれたらなぁとおもって、
エイサーでもなじみのある「あやぐ節」を挙げてみました。

さて、この歌の題名ともなっている「あやぐ」ですが、
宮古島の言葉で「美しい言葉」という意味があります。
あやぐは「綾語」と表記されます。
おそらくですが、本来は神事で歌われていた歌謡を「あやぐ」と呼んでいたものが、宮古島に伝わる民謡を総じて「あやぐ」と呼称するようになったのだと思います。

さて、本歌ですが、意外とあの難解な「ミャークフツ(宮古方言)」の歌詞ではないのです。びっくりー!

原曲のほうはもう少し宮古方言の歌詞があるのですが、原曲もどちらかというと「琉球方言(那覇地方方言)」がメインです。

これは、宮古島からやってきた人たちが、寄港地である那覇の人々との交流でできた歌といわれています。

やがて、この歌があの有名な「ナークニー(宮古根または宮古音と表記)」へとつながるのですから、「歌も旅をする」とはよくいったものですね。

それでは、うんちくはここまでにして、
私のつたない歌三線ですが、どうぞお聞きくださいませ。

なお、題名に「(宮古島民謡)」と表記があるのは、原曲は宮古島民謡ですが、琉球古典音楽野村流保存会発行の「舞踊地謡早弾工工四」を参考としているためです。
いずれは原曲のあやぐ節も紹介したいと思います。

歌三線・横笛:Shimozato
(琉球古典音楽野村流保存会所属)

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