なにが損なのか、おおごえで叫べる人生

〇〇だなんて、人生の大半を損してるよ!
そんな言い回しは、はじめて聞いたことでもなく、
まあ、飲み会やら仕事中の雑談やらで、
よく聞く話なんだけれど、私はこの類の話が好きだ。
話し手の性格が分かるというのもあるけれど、
好きなものの話をしているときって、
やっぱり楽しそうだからね。
あとは、私は自分の話をするのが得意ではないから、
知っていることの多いテーマで話ができる機会というのは、
ありがたいし、やっぱり人に話をきいてもらうのは楽しいものです。

今日の仕事中、大柄の男性がなんの流れだか、突然、
「仕事を一生懸命やらないなんて、人生の大半を損してる」といっていた。
10メートルは離れていたんじゃないかな。大きな声だった。

私はこの言葉が、こころにずしんと響いた。
新卒で入社して6年。
この会社で展開する仕事の中で、
自分がやりたいものはないんだと、
探し回った末に結論づけていたところだった。

仕事の中で、
とりあえずやってみなよ!
とか、もっと嫌な言い方をすれば、
この仕事を経験していると、将来の年収が20万円ちがうぞ!
なんて、脅しみたいな言い方で、
だましだまし人をうごかそうとする
上司と部下がいる私にとっては、とってしまう方法として、わかる。
けれど、そんなくそみたいな、小手先のテクニックを跳ね飛ばす言葉だった。

似た言葉の、
「〇〇の経験がなかったら、いまの自分はいないだろう」
というのは、過去の回想して話していることで、
思いつきやすいし、私自身も考えたことがあった。

何がなければ損だと思うのか、
こちらは視線が未来志向で、そして、周りの人を、
楽しませよう、とか、勇気づけようという意志があると思った今日でした。

今日もノートに来ていただき、ありがとうございます。
損っていう言葉は、良くないイメージがあるけれど、
会話の中で聞くと、そこまで悪くないよなあ。


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