見出し画像

1年前まで結婚願望0だった私が結婚して思うこと

お久しぶりです。
いきなり私事で恐縮ですが、この度約4年間交際した男性と結婚しました。
有難いことに会社から結婚休暇を頂き、婚姻届提出や諸々手続き、コロナの影響で遠出はできないので近場へのお出かけ、親戚訪問などを終え、
気づけば休暇最終日になってしまったので慌ててこの記事を書いています。

タイトルにも書いていますが、私は1年前まで結婚願望が0でした。
この記事では、
・なぜ結婚願望が0だったのか
・なぜ結婚願望0から結婚したいと思うようになったのか
・結婚してみて今感じること

を書いていきたいと思います。お時間あればお付き合いください。

なぜ結婚願望が0だったのか

そもそも私は物心ついたときから結婚に憧れがありませんでした。
一番大きな理由は「両親の仲が悪い」ことだと思います。
DVやモラハラとまではいきませんが、私の両親はお世辞にも仲良しとはいえず、しょっちゅう口喧嘩をしていました。
私はいつも母親から父親の愚痴を聞いて育ってきました。
なぜ自由恋愛の中で結婚したのにこんなに仲が悪いのか、仲が悪いならなぜ離婚しないのか。思春期の頃はそんなことを疑問に感じていました。
そんな状態で結婚に憧れなど持てるわけないですよね。

また、私は高校生のころは勉強が割と好きで、将来はバリバリ働き
タワマンでワインを片手に夜景を眺める「独身貴族」になる!
本気で夢見ていました。 ※大人になりワインが飲めないことが判明

さらに大人になると
・結婚で名字が変わることの面倒くささ、違和感
・一人の人間ではなく誰かの「妻」として扱われることの抵抗

を感じるようになりました。(これは結婚した今でもあります)
自分は旧姓で一人の人間として生きてきたのに、
なぜ結婚すると(一般的には)夫の姓を名乗り「○○さんの奥さん」という
肩書になってしまうのか?全く理解ができませんでした。
結婚してもしなくても、交際相手は大事な人生のパートナーであることは
変わりありません。
それならば、わざわざ結婚なんてしなくてもいいのでは?と考えていました。

なぜ結婚したいと思うようになったのか

ではなぜこの1年で彼氏と結婚したいと思うようになったのか、理由は
①同棲が快適だったこと
②コロナ禍でいつもそばにいてくれる人の大切さを実感したこと
③大好きな女性芸能人が結婚したこと
があります。それぞれ簡単に説明します。

①同棲が快適だったこと
一緒にいる時間を増やすことはもちろん、通勤の便利さや節約のために
始めた同棲でしたが、思った以上に快適なことが分かりました。
一人でタワマンに暮らし夜景を眺める人生を夢見ていましたが、
一緒に誰かと暮らすことは心の安定につながると実感しました。
もちろん結婚しなくても同棲を続けていくことは可能でしたが、
この先ずっと一緒に暮らしていくのであれば、結婚しておいた方が日本社会にはなじみやすいのだろうなぁと思うようになりました。

②コロナ禍でいつもそばにいてくれる人の大切さを実感したこと
これが一番理由としては大きいですね。
①にも関連しますが、コロナのような予測できない事態が起こり生活が急変したとき、変わらずそばにいてくれる人の存在は大きいな、と個人的に思いました。
まぁこれも結婚することに直接関係はないのですが、結婚しておいた方が「パートナーを守る/パートナーに守ってもらえる」状態を作りやすいと思います。日本社会的には。

③大好きな女性芸能人が結婚したこと
これも実はかなり大きな要因となりました。
私が中学生の頃から同性として、また仕事のプロフェッショナルとして尊敬し応援していたとある女性芸能人が昨年結婚しました。
彼女はとても精力的に活動していたので、このまま一生結婚しないんだろうな、と勝手に思っていました。
結婚のニュースを目にしたときはしばらく思考停止しました。
ここまで仕事熱心に生きてきた彼女でも結婚するということは、
結婚にはきっと大きな意味があるのだろうな、と感覚的にですが考えるようになりました。

以上が結婚を考えるようになったきっかけです。
お分かりの通りはっきりとした根拠になるようなことはありませんが、
「結婚してみるのもありかな」と心が動き、彼に結婚の意思を伝えました。
彼は前々から私に結婚願望がないことを知っていたので、
この話を聞いたときはとても嬉しそうでした。
その様子を見て、「結婚を選んで正解だったと思えるように生きていこう」と思いました。

結婚してみて今感じること

お互いの家への挨拶や両家顔合わせなどを終え、無事先日婚姻届を提出し
私は既婚者というステータスになりました。
色々なイベントを経て思ったのは、
やっぱり改姓の手続きが面倒くさすぎるということですね。
改姓する側にとって何のメリットもないです。
私は夫の家に「嫁ぐ」とかいう認識は全くありませんが
名字を変えることでそう捉える人もいることが少しだけ悔しいです。
もう少ししたら選択的夫婦別姓が認められると思います。きっと。

一方、それ以上に嬉しいことがたくさんありました。
周りの人にお祝いしてもらえるということです。
お互いの家族や友人が私たちの結婚を大いに祝福してくれました。
また、家族に親戚が増えるという新しいつながりもできました。
(コロナでまだ対面できていませんが)
そういった様子を見ると、人を喜ばせることができてよかったな、と
素直に嬉しさを感じました。

名字が変わること以外、今の生活に大きな変化はありませんが、
これからの人生に少しだけわくわく感のようなものを抱きました。
この気持ちを忘れずに、前述の通り「結婚を選んだことを正解だったと思えるように」これからも日々生きていきたいと思います。


この記事が「パートナーはいるが結婚するか悩んでいる」人の
考えの一助となれば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

いいね・サポート励みになりますm(__)m