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💃ファントムセクション日記🕺第2回

こんにちは。5期生の白です。
みーあキャットにはあだ名で呼び合う文化があるのですが、ひらがなのあだ名が多数を占める中で漢字一文字のあだ名を授かった(名付け親はおうさまさん!)私は、団員名簿の中で一瞬で名前を見つけることができます。漢字名、おすすめですよ
さて本日は、まっさらな箱に作品の世界を出現させる
✨舞台美術セクション✨の紹介です。

舞台美術とは、演技以外の視覚的効果を上げる要素のすべて(大道具・小道具、衣裳、化粧、照明)をトータルに指す呼び方である。しかし、日本において舞台美術家が行う仕事という意味では、大道具・小道具によってデザインされた演技空間(舞台装置)のことを、通常、舞台美術と呼んでいる。

制作基礎知識シリーズVol.22 舞台美術の基礎知識① 舞台美術の分類と作業の流れ - 一般財団法人 地域創造 (jafra.or.jp)

我々みーあキャットの舞台美術セクションも大道具・小道具の製作を主な仕事としています。さあ、夏休みの活動を写真と共に振り返っていきましょう。タイトル画像は舞台美術セクションのライングループの進捗共有アルバムです。ディレクターの求める世界観を忠実に再現すべく、密に連携を図り道具を作成していきます。

スタッフワークを通して交流を深めている先輩&後輩。もはや言葉を介さなくても触手(細長い木の切れ端)をつなぐことで意思疎通が図れるようになったみたいですね。
パリの場面に出てくる屋台。ディレクターの好きな色ラベンダー!
こちらは以前、万物の根源について伝説の日記を書いたあのお方。

ところで舞台美術は豪華で再現度が高いほど良いのでしょうか。リアルで豪華な舞台美術を使う演出も、演技によってあたかもそれがそこに存在するかのように見せる演出も、それぞれに良さがあると私は思っています。大道具や小道具を置かないという選択は(もちろん予算という制限で苦渋の決断のゆえ諦めるという場合もありますが)演出家の意図によって積極的に選択されるべきものだと思うのです!
私たちの公演に出てくる全ての舞台美術は、それぞれに存在する演出上の意図があってそこにおかれています。そう考えるとなんだか愛着がわいてきますね。

ビストロの机は過去公演の大道具を再利用して作ります。何が使われているでしょう!?ヒントはチクタク...
みーあ大好きスタイロフォーム。愛が強すぎてデュポン・スタイロ株式会社に入社を決めた団員がいるとかいないとか、、、

舞台美術セクションの最大の特徴は皆で集まって作業すること!スタッフもキャストも一緒に制作に関わります。おしゃべりしながら色を塗ったり、歌いながらデザインを考えたり、学年・期生を越えて自然と仲が深まります。

団員へ。練習日以外に阪大に来るのは少し大変ですが、とっても楽しいスタッフワークにみんなおいで!!!!10月以降も授業後に少しずつ作業を進めていきますよー

お客様へ。パリのお洒落な街並みに華を添え、エリックの住む陰気な地下室の暗い雰囲気を醸し出す、こだわりの詰まった舞台美術にご注目ください!


右に写っているのが本公演の舞台美術セクション長!入団してまだ半年の6期生ですがしっかりみんなを引っ張ってくれる頼もしい彼とは近所のコンビニでよく出くわします。
スタッフワークには毎回たくさんの先輩方が来てくださいます。引退しても現役団員の公演の制作に力を貸してくれる文化が素敵ですね。

【公演情報】
🎭第11回公演『ファントム』🎭

2023年12月27日(水)@八尾市文化会館プリズムホール

完全予約制・完全無料

ライター紹介


名前:白
『ファントム』での役:エリック。またの名をオペラ座のファントム。
好きな筋肉:ヒラメ筋、後脛骨筋
好きな台詞:ディレクターがこだわって考えてくれた台詞全部が好きです。特に「夢はいつか現実になることもある。クリスティーヌ。神はあなたに微笑んだ。」が好き。

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