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言霊

自分の口から出ることば。

「どうせ私なんて」

「私なんて無理だよ」

「私って駄目だし」

あー、見事にマイナスな言葉ばかりがツラツラと。

大学を中退する時に、後輩から教えてもらったことがある。

「言霊ってあると思うんです。言葉の力ってすごいと思います」と。

その後輩はいつも明るくて、たくさんの人に囲まれていて
ニコニコしているご機嫌な子だった。

思い返すと。

私、自分が下がるような言葉も使ってたし
逆に言えば相手を下げるような言葉も使っていた気がする。

相手を下げると、自分も下がる。

言葉の影響力って馬鹿にはできない気がする。

自分が使う言葉は、自分がコントロールができる。

最近、私に絵を描いてほしいという人生初めての依頼がきた。

え、私の絵で大丈夫なのかな?と同時に。

「あんな下手くそで、適当でいいの?』と思わず聞いてしまった。

「私には適当に見えないです」と。

よく考えると・・・・私、失礼じゃん。

相手は私のかく絵をなんかいいな、素敵だなと思ってくれたから依頼してきたのに

自分が自分の絵を否定したり、おかしいと思ってしまうのって
どうなんだろうか。
相手はいいと言ってくれてるのだから、そのまま受け止めたらいいのに。

でも、これも1つ練習だと思って。
なんでもやってみて、なんでも経験。

「そのままでいいですからね。頑張りすぎない絵で」と。

上手くみられたいとか
上手にかかなきゃ
という自分がどう見られるのか、よく見られたいという
全く相手のことを考えていない自分勝手な気持ちは置いて置いて。

自分のかきたいように
自分が思うように
飾ってくれる場所が少しでも癒されますように
という相手を思う気持ちで絵をかいてみよう。

まぁー私ならできるよねー

なんて鼻歌でも歌いながら。


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